【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……2 (ページ24)

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第七十二話ページ24

ふぅ……

ここに来てから、初めてちゃんとしたご飯

『いただきます』

Bセットは白ご飯に目玉焼きとウインナー
ほうれん草のおひたしにお味噌汁だ

ちなみにＡセットは焼き鮭だった

『うん！美味しい！』

前世の朝食はお魚系が多かったから、嬉しい

味わって食べていると、六年生は食べ終わったのか立ち上がり食器を片付けに行っている

そしてなぜか善法寺くんがこっちに向かってきている

なんで来るんだ、てかなぜか後ろから食満くんも一緒に来ているけど

やめて、こっち来ないで

？｢どーーん｣

『ごほっ』

私がそう思っていると隣から体当たりされた

おかげで飲んでたお味噌汁がこぼれそうになった

『なにすんの！喜八郎！』

喜八郎｢だぁいせいこう｣

『いや、大成功じゃなくて！』

喜八郎｢さっき言ったじゃん。ぼくも後から行くって｣

『言ったけどさ〜』

そう言って体当たりしてきたのは、さっきまで一緒にいた喜八郎だった

そうだ、喜八郎が提案したのは私が先に座って食べているところを自分が行くと言ったのだ

だからってなぜ体当たりをしてくるんだい？

『体当たりしてくる必要ある？』

喜八郎｢AはBセット。ねぇウインナーちょーだい｣

『おい、聞けよ』

こいつ、まったくもって聞いていないな