【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……2 (ページ19)

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第六十七話ページ19

ちょっ！
こいつ、歩くの速いんだけど！！

『あや(喜八郎)……は？』

喜八郎｢綾部じゃなくて喜八郎って呼んで｣

『……なんで？』

喜八郎｢ぼくがそう呼ばれたいから｣

『呼ばれ、たい……』

呼ばれたいってそりゃまたなんで……

喜八郎｢ぼくも君のことAって呼ぶから｣

いいでしょと言う彼に私は驚く

これまた急にフレンドリーだな

伊作｢綾部っ！！なに言ってるの！？｣

喜八郎｢だって天女様って呼ばれるのが嫌なんだよね｣

『うん、嫌だ』

私は彼の言葉に即答した

伊作｢はやっ！｣

喜八郎｢んじゃ決まりー｣

そう言って喜八郎はまた歩き始めた

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そしてやってきました食堂

食堂からは忍たまの声が聞こえてくる

喜八郎｢ここが食堂でーす｣

伊作｢みんなまだいるかな？｣

『案内してくれてありがとうございました』

私は二人にお礼を言ってお辞儀した

伊作｢いやこれぐらい大したことないよ｣

喜八郎｢んじゃ行きましょう｣

『え？』

え、喜八郎行っちゃうの？

まだ忍たまがいるのに、私を連れて入っちゃうの？

嘘でしょ！？

伊作｢ちょっと待って！｣

喜八郎｢？｣

『なに？』

善法寺くんの言葉に私と喜八郎は止まる