【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……2 (ページ1)

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第四十九話ページ1

学園長｢わしからの話は以上じゃ。そして最後におぬしらに紹介したいやつがおる｣

そう言って学園長先生は私を見てくる

私の出番か……

シナ｢Aちゃん、頑張ってね。私はいつでもあなたの味方だから｣

『ありがとうございます』

そう言ってくれるシナ先生にお礼を言って壇上にあがった

｢え、あれって……｣

｢嘘だろ？｣

｢天女、様だ｣

｢また壊しに来たんだ、この学校を……｣

｢なんで僕たちのところばっかりに｣

私が壇上にあがると同時に忍たま達から声があがる

どれも私にとって悪い言葉しか聞こえない

そして案の定、みんな私を睨んでくるし殺気も飛ばしてきている

立っただけでこれとか、この先大丈夫かと自分でも心配になってしまう

『初めまして、忍たまの皆さん。私はちょうづ(ヒュン)……』

パシッ

私が自分の名前を言おうとした瞬間、何かが顔に目掛けて飛んできた

私はそれを避けて、飛んできたものを掴んだ

『…………』

飛んできたものを見ると丸い円盤状で外側には刃がついていた

俗に言う戦輪と呼ばれるものだった

この戦輪の持ち主は分かっている

飛んできた方向を見てみると、投げた持ち主が驚いた顔で私を見ていた