【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……

第六話 ページ7

『ちょっ！』

神珠 ｢そうなの！勝手なこと言ってごめん！でもお願いします！どうかあの学園を直してほしいんだ！｣

『神珠様！やめてよ！土下座なんかしないでください！』

私がそう言って頭を下げる神珠様の体を動かそうとするけど、さすが男の人
全然動かない

神珠 ｢どうかどうかお願いします！忍たま乱太郎の世界を救ってあげてほしいんだ！｣

『でも、私が関わったらシナリオとか変わるんじゃ！』

神珠 ｢既に他の子達が行ってるから、シナリオなんて関係ないよ！｣

『た、確かに……』

そう言って顔をあげた神珠様の言葉に納得する

神珠 ｢どの女の子たちも好き勝手にしちゃてね。最初の子が行ったあとに来た女の子からちゃんと言ったんだけど、どの子も聞かなくてね……｣

全く困ったものだよとため息をつく神珠様

『何人行ったの？』

神珠 ｢……六人｣

『…………』

六人かぁ

神珠 ｢Aで七人目だよ｣

そう言って私の頭に手を置く神珠様

『それで私は上級生と下級生の仲を取り戻すと？』

神珠 ｢うん、治ってもそこからはAの自由に……楽しく過ごしてほしい｣

そう言って神珠様は眉を下げて笑う

『…………』

神珠 ｢やっぱり無理……かな？｣

『……私じゃないとダメなんですね』

私がそう言うと神珠様は俯いて頷く

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