【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……

第五話 ページ6

神珠 ｢な〜に？その反応！嬉しくないの？｣

『いや、嬉しいとかそういうのじゃなくて……』

うん、そういうわけじゃない

そういうわけじゃないんだけど……

『ただトリップするだけなのかと思って』

神珠 ｢ふふっ、Aってば鋭いね｣

『…………』

神珠 ｢そうだよ、今からAが行ってもらう忍たま乱太郎の世界には他の女の子も行ってもらったんだよ！｣

うん、なにも言ってないけど

『それで……？』

神珠 ｢忍たま乱太郎の世界は人気でね、たくさんの女の子に行ってもらったんだけどね｣

『忍たまの子たちに天女と言われたと？』

神珠 ｢そうそう、それでその天女っていうことを利用して……｣

『上級生をたぶらかして、はべらせてたと……』

神珠 ｢しかも下級生をいじめたりしてたよね｣

やっぱりかぁ

『まるで、どこかの夢小説みたいだね』

神珠 ｢A、そんなこと言っちゃめっ！｣

そう言って彼は私の口に人差し指を置いてくる

いや、だってそうじゃん

『本当のことでしょ？』

神珠 ｢まぁね。それで悪いんだけど、Aにね……｣

『学園を元に戻して欲しいと？』

私がそう言うとガバッと土下座をしだした神珠

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