【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……

第四話 ページ5

『あ、私は(Aちゃんでしょ！)……』

神珠 ｢あー、ごめんごめん｣

この人も人の事言えないじゃないか

そんなことを思いながらジト目をすれば謝ってくる神珠

神珠 ｢でも君のことは知ってるよ、Aちゃん｣

『そうなの？』

神珠 ｢うん！だって俺は、いろんな人をここから毎日見てるからね｣

そう言って手を大きく広げる

そういえば、ここはどこもかしこも真っ白

『そうなんだ』

神珠 ｢それでね！女の子を助けた優しいAにもう一回生きるチャンスをあげようと思って！｣

『ちゃ、チャンス？』

神珠 ｢そう！このままAが天国に行くなんて、俺嫌だから｣

あ、私天国行きなのね

神珠 ｢Aって、アニメ好きだよね？｣

『うん』

神珠 ｢漫画好きだよね？｣

『うん』

だからなんなんだ

神珠 ｢忍たま乱太郎好きだよね？｣

『そう、だけど……それがなに？』

忍たま乱太郎がなんか関係あるの？

神珠 ｢そんな忍たま乱太郎が大好きなAにね……｣

え、まさか……

いや、そんなはず……

神珠 ｢忍たま乱太郎の世界にトリップさせようとしようと思います！｣

『やっぱり……』

はぁ……とため息をつけば、神珠様は頬を膨らませる

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