第三十七話 ページ38
なんだろ？
久々知 ｢おい！！｣
『ん？』
兵助 ｢ん？じゃない！天女！お前、勘右衛門になに渡したんだ！！｣
カンッ
そう言って久々知くんは私の胸ぐらを掴んできた
その際、久々知くんは私があげた飴を捨てた
あーあ、勿体ない
『なにって飴だけど？』
兵助 ｢そんなの分かってる！あの飴に毒でも入れたんだろ！｣
そう言って久々知くんは尾浜くんを見る
私も久々知くんにつられて、尾浜くんを見る
八左ヱ門 ｢おいっ、勘右衛門！｣
雷蔵 ｢大丈夫！？｣
勘右衛門 ｢…………｣
俯いている尾浜くんを心配する二人
『入れてない』
兵助 ｢嘘つくな！｣
『嘘じゃないって、実際に私食べてるし』
そう言って私は小さくなっている飴を久々知くんに見せる
兵助 ｢勘右衛門に渡した飴は毒入りだったんだろう！俺らに渡した飴も……｣
そう言って落ちた飴を見る久々知くん
三郎 ｢…………｣
何を思っているのか分からないけど、鉢屋三郎は黙ったまま私を見ている
勘右衛門 ｢…………お｣
八左ヱ門 ｢どうした？｣
尾浜くんがなにか呟いた
勘右衛門 ｢…………お｣
雷蔵 ｢お……？｣
『…………』
私はふるふると震え出した尾浜くんを見た
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明桜(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます！判断力が凄いのかもしれないですね(￣▽￣;) (1月22日 21時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 高所から落ちてきたのに木の枝に掴まったり、天井裏にいる人の気配まで察知できるだんて、主人公は何者やねん… (1月21日 16時) (レス) @page19 id: 1e0f06e11d (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて作者も嬉しいです！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (7月14日 12時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 超絶面白いです！！夢主ちゃんがハッキリ言ってくれるのでスッキリしますしめっちゃ面白いです！こんなに面白い作品に出会えて幸せです！更新頑張ってくださいね！ (7月14日 0時) (レス) @page45 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2023年7月8日 19時
