第二十四話 ページ25
『大丈夫ですよ。気にしないでください』
シナ 「…………」
『私は平気ですから』
シナ 「平気って……」
私が笑顔でそう言うと眉を下げて困った顔をするシナ先生
そしてまた歩き始めて、しばらくすると一つの部屋の前で止まるシナ先生
シナ 「こちらが天女様のお部屋になります」
そう言ってシナ先生が襖を開けると最初に目が入ったのは姿見だった
シナ 「あら、この部屋に姿見なんてあったかしら?」
『っ!!』
神珠様が言ってた鏡ってこれのことか……
シナ 「まぁいいわ。天女様」
『はい』
そう言ってシナ先生はどこからか何種類かの着物を出してきた
『これは?』
シナ 「天女様に着ていただく着物です。こちらの中から好きなものを一つ選んでください」
『好きなものって……』
シナ先生が見せてくれた着物はどれも派手なものばかり
私にはとても似合いそうにない
シナ 「どれも天女様に似合いますよ」
『いや、似合わないと思います』
私の考えていることが分かったのかシナ先生は似合うと言ってきた
シナ先生はエスパーかなにかかな?
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明桜(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます!判断力が凄いのかもしれないですね( ̄▽ ̄;) (1月22日 21時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 高所から落ちてきたのに木の枝に掴まったり、天井裏にいる人の気配まで察知できるだんて、主人公は何者やねん… (1月21日 16時) (レス) @page19 id: 1e0f06e11d (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて作者も嬉しいです!!更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (7月14日 12時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 超絶面白いです!!夢主ちゃんがハッキリ言ってくれるのでスッキリしますしめっちゃ面白いです!こんなに面白い作品に出会えて幸せです!更新頑張ってくださいね! (7月14日 0時) (レス) @page45 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2023年7月8日 19時