【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……

第二十話 ページ21

私の今の服は学校指定の白いセーラー服ワンピースに赤い三角タイ
その上には灰色のジャケットを着ている

まぁ、この時代の服ではないことは確かだな

『そうですね。私は平成という時代から来ました』

だけど天女ではないと言えば学園長は考える素振りを見せる

学園長 ｢A、おぬし……行く宛てはあるのかえ？｣

『…………ないです』

いきなり空から落ちて行く宛てなんてあるはずがない

だけどここでないと言ったら……

学園長 ｢よし！ならおぬしを今日から事務員として働いてもらうことにしよう！｣

？ ｢学園長！？｣

？ ｢なにを仰るんですか！？｣

『…………』

やっぱり、言うと思った……

？ ｢こんな見知らぬ者……しかも天女なんて｣

そう言って一人の先生が私を睨んでくる

まぁ、そりゃそうだ
いきなりやってきた女を事務員として雇うなんて、どこにいるんだ……

いや、ここにいたな←

『それに関しては私もそう思います』

学園長 ｢……なぜじゃ？｣

『先程、そちらの先生が仰ったように余所者、あなた方が言っている天女様がここに滞在するなんて有り得ません』

学園長 ｢…………｣

私がそう言うと黙る学園長先生

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