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第十六話 ページ17

そのさいに思った以上に声が低くなったのは、自分でも驚きだ

『さっさと離せ』

私がそう言って睨むと食満くんは素直に離してくれた

『…………』

留三郎 「…………」

私は掴まれた手首を見た
強く掴まれていたわけじゃないから、手首に痕は残っていなかった

仙蔵 「留三郎、天女様を乱暴に扱うんじゃない」

伊作 「大丈夫ですか?」

そう言って善法寺くんは手首を触ろうとしたのを私は避けた

伊作 「っ!!」

『大丈夫です』

文次郎 「……さっさと行くぞ」

そう言って潮江くんは走り始めた

潮江くんに続いて中在家くんと七松くんも走り出した

これは私も走らなきゃいけないパターンかな?

仙蔵 「天女様は私が連れ『私も走るので、大丈夫です』……」

私は立花くんの言葉を遮って三人の後を追った

どうせ私が連れて行くと言って、お姫様抱っこされるんだろう

それだけは絶対嫌だ

なにが悲しくて年下にお姫様抱っこされなきゃいけないんだ

私はされる側よりする側の方がいい

私がそう思いながら走っていると後ろから残りの三人も着いてくる

挟まれてなきゃ逃げれるんだけどなと思いながら私は三人について行った

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明桜(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます!判断力が凄いのかもしれないですね( ̄▽ ̄;) (1月22日 21時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 高所から落ちてきたのに木の枝に掴まったり、天井裏にいる人の気配まで察知できるだんて、主人公は何者やねん… (1月21日 16時) (レス) @page19 id: 1e0f06e11d (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて作者も嬉しいです!!更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (7月14日 12時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 超絶面白いです!!夢主ちゃんがハッキリ言ってくれるのでスッキリしますしめっちゃ面白いです!こんなに面白い作品に出会えて幸せです!更新頑張ってくださいね! (7月14日 0時) (レス) @page45 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1  
作成日時:2023年7月8日 19時

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