【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……

第十三話 ページ14

？ ｢天女様でいらっしゃいますね？｣

『違います』

そう笑顔で聞いてきたのは忍術学園一冷静かつ優優秀なサラサラストレートヘアの持ち主、六年い組の立花仙蔵くんだった

そんな立花くんに私も笑顔で返事をする

仙蔵 ｢いえいえ、そんなはずはありません。あなたは天女様です｣

『いきなり空が光だして、その空から女が落ちてきたらみんな天女だというのでしょうか？』

仙蔵 ｢っ！？｣

私がそう言うと立花くんは目を見開く

立花くん以外の六年生も顔を見合わせている

あれ、いつの間にか食満くんもいる

『まぁ、空から落ちてきたのに死ぬこともなく生きているのはおかしな話だと思うのは仕方ないことだけど』

でも私の場合は木の枝に掴まったから大丈夫だったんだけどね

？ ｢でもお前は木に捕まって無事だったじゃないか｣

『…………』

そう言ってきたのは｢いけいけどんどん｣が口癖の明るい性格で周りの人を振り回し、物が飛んできたらバレーボールみたくアタックをする六年ろ組の七松小平太くんだった

『そりゃいきなり空に放り出されたあげく、そのまま落下して死にたくはありませんから』

そう言って笑うと凄いなと笑う七松くん

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