2日目 ページ4
『』・・・LINEでお話してる時です💭
今日は事務所まで一緒に行ってみようと思います。
『光成〜』
檜山『ん？』
『もう家出た？』
檜山『まだだけどどした？』
『私もまだー！！』
『光成がまだ家出てないなら一緒に行こうかなーって』
檜山『いいよ。家で待ってて』
『うん！』
お誘い成功👍🏻
連絡してから10分後、インターホンが鳴った。
光成と私の家って何気近いんだよなー笑。
歩いて10分とかすぐそこなんだけどお互いの家にはなかなか行かない。
「お待たせ〜」
檜山「あ」
「ん？」
檜山「傘持ってかなくていいよ、俺持ってるし」
「え、あぁうん…でも帰り降ってたら、」
檜山「また一緒に帰ればいいでしょ？笑」
「………はい」
光成から…え？
檜山「行くよ」
二人で一つの傘に入って駅に向かいホームに入ったけど
雨が降ってるから少しだけ肌寒かった。
「寒ぅーっ…」
冷たかった手が急に暖かく感じたからふと手元を見れば私の右手と光成の左手は光成の左ポケットに入っていた。
「…なんのつもりですかー？笑」
檜山「彼氏？」
「ふざけないでー」
檜山「みんなAのこと見て行くから俺のっていう見せつけ？」
「私は光成のじゃないよ〜」
檜山「じゃあやめる？」
「寒いから嫌！」
檜山「はいはい笑」
・
「みんなおっはよー！！！」
いつもの撮影場所に行けばもうみんな揃っていた。
黒田「Aおはよ〜〜！！！！」
「黒ちゃん苦しいから離れて、、」
元木「え、檜山と来たん」
「うん！」
檜山「Aからのお誘いです」
「それ言わなくていい！」
渉「ラブラブじゃん笑笑」
「…！？…そんなんじゃないし！」
多分この時の私の顔はゆでダコ以上に赤かったと思う笑。
・
撮影後外を見ればもう雨は上がっていた。
帰りは一人かな、
家を出る時光成が言った「また一緒に帰ればいいでしょ？笑」。
少しだけ悲しい気持ちになりながら事務所を出ようとした。
檜山「A」
「…！」
檜山「めっちゃ笑顔じゃん笑」
「あ、笑」
檜山「そんなに嬉しい？」
「だって雨上がってたし」
檜山「そ笑」
・
「送ってくれてありがとね」
檜山「いいえ」
「気を付けてね。おやすみ」
檜山「ありがと、おやすみ」
明日もいい日になーれ！
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作者名：ぴゃ | 作成日時：2024年3月23日 11時
