君に恋してる ページ18
深田「大丈夫だよ大丈夫」
あれから人気の少ない場所へ移動して少し息を整えた。
深田「落ち着いた？」
「うん、ごめんね…」
深田「全然いいよ」
「…私ね、後悔した」
「好きになんてなんなきゃよかった」
「でももうそんな恋も終わったし笑」
「次からまた普通に話せるかなー…」
脳内はもうそんな心配ばっかり。
深田「大丈夫でしょ」
「またいい出会いがありますように」
深田「…」
深田「あのさ」
「ん？」
深田「好きって言ったら困る？」
「…ん？」
深田「俺もずっとAが好きだった」
「へ………へぇ！？！？」
「…そ、それ本気で言ってんの！？」
深田「本気」
「待って待って」
深田「俺だったら絶対泣かせたりしないし不安にもさせない」
「………え」
確かに深田は私が泣いていればずっとそばにいてくれたし不安にならない気持ちも分からなくはない、
深田「タイミング悪いのは分かってる。でも考えてみてほしい」
「………もし」
「もし！……ぃいよって言ったらどうする、、？」
深田「それはめっちゃ嬉しい」
「さっき振られたばっかで今だってその人にもらったもの2つは身につけてる…」
深田「メンバーからもらったものも捨てる訳にはいかないからどっちも仕方ない。でもそれ以上Aにたくさんプレゼントするよ」
「……」
「深田、」
深田「うん」
「こんな私だけど、付き合ってみる…？」
深田「…え、え！ほんとに？」
「…うん」
深田「めっちゃ嬉しい笑」
言った通りすごく嬉しそう笑。
「…でも、切り替え早とか言われないかな」
深田「俺がめっちゃ押したって言えばだいじょーぶ」
告白してた側が急にされた側になって大パニックだったけど、さっきまで泣いていたのが嘘みたいに幸せな気持ちになった。
また明日いいことがありますよーに🎀
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作者名：ぴゃ | 作成日時：2024年3月23日 11時
