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好き ページ17
深田side
一時期彼女へのアンチが酷い時期があった。
見かける度に泣いていて、でも俺に気づけばニコッといつもの笑顔を向けて何もない振りをしていた。
見て見ぬふりするなんて当然できず、この子は俺が守んないといけないと思った。
そして最近光成との距離が近くてそれにモヤモヤしていた。
でもすぐに分かった。
Aのこが好きなんだなって。
いや、今まで気づかないようにしてたのかもしれない。
メンバーだからという理由で。
だけどAは光成が好きで。
いっそのこと無理やり俺のこと好きにさせようかなんて思ったりもした。
だけど君は一途に頑張ってるから応援するしかなかった。
そんな君に恋して少しだけ後悔した。
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作者名：ぴゃ | 作成日時：2024年3月23日 11時
