デートと本番 ページ15
「お待たせ！！」
朝青ちゃんに来てもらって髪とメイク、服も選んだ貰った。
今日は本番だしね。
檜山「おはよ。めっちゃ可愛い」
「ありがと！」
メイクはいつもと違ってピンクメイクで髪は大人っぽく緩くふわっと巻き上げてきた。
檜山「その服この前買ったやつ」
「そう！めっちゃ大人っぽくて好き〜」
黒のミニワンピに黒のロングブーツ。
バッグも黒だから今日は全身黒の黒田光輝コーデ笑。
「今日は光成と似たような系統じゃない？お互い黒〜」
檜山「確かに。この前も可愛くて好きだったけどな〜」
「また着るね」
・
「光成絶対これ似合うから着てみて」
「ほら似合うー！買おてか私が買ってプレゼントする」
檜山「いやいいよ笑」
「プレゼントしたいからダメでーす」
檜山「Aありがと」
「どういたしまして〜」
檜山「やっぱどんな系統も似合うな」
「ほんと！？嬉しい〜」
檜山「これとさっきの2つください」
「え！？3つも！？」
檜山「笑」
「せっかくさっきプレゼントしたのに…」
檜山「なんで落ち込むんだよ笑」
・
悲しいけどもちろん今日もあっという間に終わりかけていた。
「めっちゃ楽しかった。満足したけどまた光成と出かける」
檜山「何回でも付き合うよ」
檜山「A」
「ん？」
檜山「最後にプレゼント」
「え！？」
渡されたDiorのショッパーから出てきた箱を開くとそこにはネックレスが1つあった。
「…え」
檜山「ずっと欲しいって言ってたし今日もずっと見てたでしょ？笑」
「……ありがとうっ」
檜山「彼氏でもないのにって感じだけど笑」
「ううん、そんなことない」
あぁもう本当に好き。
こんな好きになると思ってなかった。
苦しいくらいに好きだよ。
ずっと好き。
檜山「A、俺さ」
「…好き」
檜山「え…？」
どんどん好きが溢れていってそのまま口にしてしまった言葉。
「……好き、ずっと光成が好きなのっ……」
檜山「…A」
檜山「ごめん、Aの気持ちには応えられない、」
「……私がメンバーだから、？」
檜山「違う…俺も好きな人いるんだ」
"あの子"か。
やっぱり好きだったんだ。
「そっ……か……」
檜山「ごめん」
「ううん、私こそごめん。頑張ってね」
檜山「うん」
「…今日はありがと！またね！」
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作者名：ぴゃ | 作成日時：2024年3月23日 11時
