連絡先 ページ42
*
「あ、Aちゃんやん」
目の前に現れたのは
なにわ男子の大橋和也くんだった。
「お、大橋くん」
和「めっちゃ緊張してるやん!」
大橋くんとは少クラでお見かけする程度。
そこまでお話したことはなくて、
そりゃ緊張しますよね!って話です。
めちゃケラケラ笑ってる…。
和「大倉くんからめちゃめちゃ話聞いてて」
「えっ、ほんとですか?!」
和「そうそう!可愛い可愛い言ってたで!」
なにそれ、嬉しすぎる…
和「で、俺とも仲良くして欲しいな〜と思って」
「えっ」
和「連絡先教えてや!」
真っ直ぐなキラキラな目で見つめられる。
あまりにも直球だから緊張して
周りの人に助けを求めようと見渡すが、
こんな時に限ってメンバーが誰もいない!!!
和「もしかして、嫌やった?」
「いや、むしろ嬉しいんですけど」
和「けど?」
「面白いこととかなんも言えないので」
和「えー、そんなん俺が笑かしたるやーん!」
ふらふらふらー!
と横腹を続いてくる大橋くん。
「ちょ、擽ったいです!」
和「ふら、QRコードだして!」
「はい(笑)」
次オフの時絶対誘うから!
と去っていってしまった。
「ふぅ、」
久々にあんな距離感グッと近づけてくる人にあった。
ジェシーくんとか、悠仁くらいすごかった。
連絡先交換したのバレたらみんなに怒られるかな…。
「大橋くんなら大丈夫か。」
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作者名:大谷 | 作成日時:2023年4月14日 13時