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暑い夏が終わる。
Aちゃんとの距離がぐっと近付いた夏になった、……と思う。
あの日、……Aちゃんと身体を重ねた日以来、
何度かAちゃんを家に呼んで、声を押し殺して身体を重ねた。
Aちゃんが来ると言うと、買い物に行ってくるから何時まで帰らない、とかをわざわざ言ってくるようになったから薄々勘づいているのかもしれない。
だからと言って何かを言われることはないけれど。
『そうちゃん暑い？ぼーっとしてる、』
熱中症かな、と俺の頬に触れた。
「Aちゃんの手冷たい」
『冷え性だから』
「気持ちいい」
前よりもAちゃんが俺に触れる機会が多くなったし、触っても何も言わなくなった気がする。
おれはAちゃんのことがもっと好きになったけれど、Aちゃんはどう？
「Aちゃんおれの事好きになった？」
『好きになった？って、元からすきだけど？』
「違くて、その、えっちしてからもっと好きになったか……っ、いて！」
『こんな道の真ん中で何言ってるの！』
周りに人がいないか顔を赤く染めて、キョロキョロと確認するAちゃん。
「A、何グルグル回ってんの？暑さで馬鹿になった？」
『わ、湧！今の話聞いてないよね？』
「今の話？」
なんの事だと言わんばかりに首を傾げる湧、……湧にだったら聞かれてもよかったのになぁ。
「そういえば、湧朝練無いのに早いね」
朝練がなかった夏休みの講習中、湧がおれらと同じ時間に家を出ることは無かった。
大体2時間目か3時間目に来てたみたいだし。
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もも(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます！2でもよろしくお願いします……！ (2020年10月10日 23時) (
レス) id: 5053b43ad6 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - なぁちさん» コメントありがとうございます。オチや展開に関しては決めているのでご希望には添えないです。申し訳ございません。 (2020年10月10日 1時) (レス) id: 5053b43ad6 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 続編も楽しみにしてます！ (2020年10月10日 1時) (レス) id: 2d3b679c67 (このIDを非表示/違反報告)
なぁち(プロフ) - 湧くんオチ希望です（ ; ; ） (2020年10月6日 0時) (レス) id: ee9901d79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモ
x他1人 | 作者ホームページ：https://twitter.com/nininin___2n
作成日時：2020年9月17日 18時
