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side / you
そうちゃんから与えられる初めての感覚は、快感も痛みも含め、愛されていることを実感させるのに十分だった。
男の人は、というか遠慮を知らないそうちゃんはもっとなんというか、自分勝手に行為を進めるのかと思っていたけれど。
一々私を気遣い、きっと物足りないはずなのに一回きりでそれを終わらせてくれた。
『……そうちゃん大人になったね』
「え？インスタント麺くらい3年前には作れるようになってたよ」
料理(といってもお湯を沸かして混ぜるだけ)が出来るようになったことについて言及してるのでは無いが、そっちで取ってもらった方がいいか。
軽々と私を持ち上げるそうちゃんなんて知らなかった。
意外と広い肩も、逞しい腕も、割れた腹筋も、知らなかった。
「Aちゃん？」
『……ん？』
「味噌と塩どっちがいい？」
『そうちゃんが好きな方でいいよ』
そうちゃんの好きな物を作ってあげようと思っていたのに、身体しんどくない？おれ作るよ、と自ら申し出てくれたのだ。
「じゃあ味噌にする、一口ちょうだいね」
『うん、』
ソファに座ったままご飯を食べるなんてお行儀は良くないけれど、そうちゃんとくっついて啜るインスタント麺は行列に並んで食べたそれよりも美味しく感じられた。
『そうちゃん、すきだよ』
「……なに、珍しい」
『思ったから言ったの』
「おれも、」
左手をついてぐっと顔を近付けられる。
突然唇を合わせられたせいで、スープを零しそうになった。
『危ないじゃん、』
「だってしたくなったんだもん」
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もも(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます！2でもよろしくお願いします……！ (2020年10月10日 23時) (
レス) id: 5053b43ad6 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - なぁちさん» コメントありがとうございます。オチや展開に関しては決めているのでご希望には添えないです。申し訳ございません。 (2020年10月10日 1時) (レス) id: 5053b43ad6 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 続編も楽しみにしてます！ (2020年10月10日 1時) (レス) id: 2d3b679c67 (このIDを非表示/違反報告)
なぁち(プロフ) - 湧くんオチ希望です（ ; ; ） (2020年10月6日 0時) (レス) id: ee9901d79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモ
x他1人 | 作者ホームページ：https://twitter.com/nininin___2n
作成日時：2020年9月17日 18時
