捻くれ者#ハンside ページ50
.
ソファの上で乱れた姿で寝ている彼女。
そこらへんにあった毛布を掛けた。
「はぁ...」
床に座ってAをぼーっと眺める。
いい大人が女子高生を 襲 うなんて...
しかも 初めて奪っちゃったし。
とてつもない罪悪感の裏で、
...イケナイ事をしたって事に興奮している自分がいる。
俺って本当に狂ってるわ。
実は今日、あいつの彼氏だか何だか知らないけど最近よく来るやつに言われた。
？「あの...最近テフンっていう奴来てませんでしたか？」
テフンって聞いた事あるな...
「知らない」
？「Aの事先輩って呼んでて塩顏な奴です」
キムジョンインと正反対の奴か。
「あー、昨日ぐらいにきたよ」
？「あの、こんな事お願いするのも変だと思うんですが...
簡単に言うと、そいつはAの事が好きで軽くストーカーしてるんです。
タイミングがあったら、Aに酷いことをしてしまいそうなんです。」
あの女を好き？
ストーカー？
「全然ストーカーに見えなかったけど？」
？「Aはすっかりそいつの事信用してるんです。
なのであいつが来たり、覗きに来たらなるべくAと離してもらえませんか？
あと、俺がいないときは1人で帰らせないようにしてください」
Aに何かあったら絶対嫌だ。
「わかった」
こんなに心配してたから彼氏なのかと思ったけど、会話を聞いてるとそんな感じしなかった。
でも、スンギ(?)はAの事好きなんだな...
って事は今Aは彼氏いないのか。
守ってくれって言われたのに、自分がしてしまうなんて...俺は最低だ。
なんであの時Aは頷いたのか？
あいつの中に俺はいないのハズなのに...
Aが寝返りをうってあっちを向いた。
『…じょ…ん…いん…』
ほらね。
君はキムジョンインに夢中なんだ。
行為をしている時も『ジョンイン』って声が漏れるのを見逃さなかった。
Aは無意識なんだろうけど、余計俺を熱くさせた。
やっぱり俺ってピョンテだな...
どうして、こう、捻くれているんだろう。
いつも素直に言えなくて意地悪してしまう。
本当に言いたいのは...
「気になってしょうがない。
俺、Aの事好きかもしれない。
少しだけでいいから俺の事も見てくれ...」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 375人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にに(プロフ) - じょんさん» ありがとうございます^ ^頑張ります (2015年2月27日 6時) (
レス) id: bd22a63e39 (このIDを非表示/違反報告)
にに(プロフ) - じょんさん» ありがとうございます^ ^頑張ります (2015年2月27日 6時) (レス) id: bd22a63e39 (このIDを非表示/違反報告)
にに(プロフ) - びりーさん» ありがとうございます^ ^頑張ります！ (2015年2月27日 6時) (レス) id: bd22a63e39 (このIDを非表示/違反報告)
じょん - 面白い！更新、楽しみにしています！ (2015年2月26日 21時) (レス) id: e0f2332d9f (このIDを非表示/違反報告)
びりー(プロフ) - おもしろいです！このお話大好きです！こんごもファイティン！ (2015年2月26日 20時) (レス) id: 0f514ce024 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：eeexxxooo | 作成日時：2015年2月10日 19時
