水 ページ26
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「...ズルッ...ッ...」
鼻水垂れてくる。
こんな泣き顏誰にも見られなくない。
私ミヨンの事分かっている気でいただけだったんだね...
ミヨンは私より想像つかないぐらい辛い思いしてたのに酷い事言っちゃった。
私自分のことしか考えてなかった。
ミヨンはなんで辛い時相談してくれなかったのかな？
私が頼りなかった...のかも
ザーッ...
雨降ってきた。
早く帰んなきゃ！
小走りで駅に向かう。
『イタッ』
スベって転ぶなんて、本当についてない...
周りからの視線を感じる。
自分が惨めで涙がもっと溢れ出してきた。
このまま消えてしまいたい...
「おい！大丈夫か？」
ジョンイン...?
上を見上げると傘を差してくれる男の人がいた。
目がボヤけてよく見えないけど、ジョンインじゃない。
っていうか、なんでジョンインって思ったんだろう？
手を差し出してきた。
「ん」
冷たい言い方だけど、声は優しいし、こんなダサい女を助けてくれるなんてよっぽどいい人だろう。
手をぎゅっと掴んで立ち上がると男の人の顔立ちがはっきり見えた。
ルハン似の人...?
『...ありがとうございます。あの...もしかしてpiaの店員さんですよね？』
ルゥ似「そうだよ。泥付いてる。はい。」
カバンの中から白いタオルを差し出した。
こんな真っ白の悪くて使えないよ...
『大丈夫です！』
ルゥ似「俺汚いの嫌いだから」
そう言って私のカバンを拭き出した。
『あぁ！大丈夫ですよ！』
ギロッ__
睨まれた...涙
いいから黙ってろって意味か。
私は言われるままに突っ立っていた。
グイッ__
スカートを引っ張られる。
ちょっと待って！！！
そんなに上げるとパンツ見えちゃうよ...
そんな事に気付いてないようでゴシゴシ拭いてくれるルゥ似さん。
「俺を止めないとパンツ見えちゃうよ」
気付いてたんかい！！！
『も、もう、大丈夫です！！ありがとうございました！！！』
ムスッ面のルゥ似さんが一瞬ニコッとした気がする...
「また明日な」
そしてルゥ似は私に傘を持たせて去って行った。
ルゥ似冷たいけどいい人そうでよかった...
気付いたら、鼻水も涙も引っ込んでいた。
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にに(プロフ) - じょんさん» ありがとうございます^ ^頑張ります (2015年2月27日 6時) (
レス) id: bd22a63e39 (このIDを非表示/違反報告)
にに(プロフ) - じょんさん» ありがとうございます^ ^頑張ります (2015年2月27日 6時) (レス) id: bd22a63e39 (このIDを非表示/違反報告)
にに(プロフ) - びりーさん» ありがとうございます^ ^頑張ります！ (2015年2月27日 6時) (レス) id: bd22a63e39 (このIDを非表示/違反報告)
じょん - 面白い！更新、楽しみにしています！ (2015年2月26日 21時) (レス) id: e0f2332d9f (このIDを非表示/違反報告)
びりー(プロフ) - おもしろいです！このお話大好きです！こんごもファイティン！ (2015年2月26日 20時) (レス) id: 0f514ce024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eeexxxooo | 作成日時：2015年2月10日 19時
