検索窓
今日:15 hit、昨日:9 hit、合計:103,735 hit

.◇ ページ34

.





私の頭に浮かんだ答え。それは、


"時代を越える"という夢のような発想。


自分でも何を言っているんだろうと思う。だけど、


西の方で新選組、しかも幹部の私を知らないなんておかしい。


なら、これしか答えがないじゃないか。


昔、山南さんの本を借りた時に、それについて書かれたものを見たことがある。









「…あの、」


「はい、なんですか?」


「…ここで、一番偉い人に会わせてください。確認したいことがあるんです」









焦りを隠しながらそっと頼み込む。


この人達じゃダメだ。


もっと、話が伝わる人じゃなければ。


無論二人は顔を見合わせ、疑問符を浮かべた(ように見えた)








「しかし、貴方は怪我だらけで…」


「怪我になら慣れています。どうしても確認したいんです。お願いします!」


「だ、だからって土下座しなくても…!」


「お願いします!!」









頭を地につけ、先程よりも大きな声で頼み込んだ。


相変わらず戸惑いの声が聞こえたけれど、しばらくするとピタリ、と止んだ。









「…分かりました。連れていきましょう」


「俺が先生方と上級生を学園長先生の部屋に集めておきます」


「頼むよ久々知。それじゃあ、とりあえずその包帯を取り替えてから行きましょう」


「…分かりました」









そして久々知君が天井裏に消えたかと思うと、善法寺君は私の腕に巻かれた包帯を替え始めた。

第漆章《確認と対面》→←イラスト描いてみたりして←



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
126人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 忍たま , 天女
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

和堂 桜(プロフ) - 面白かった。続きまってる! (2015年10月15日 6時) (レス) id: 397e69905f (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜(プロフ) - 了解(''◇'')ゞ (2015年10月13日 20時) (レス) id: 397e69905f (このIDを非表示/違反報告)
¢.氷室のん゜(プロフ) - 和堂 桜さん» ありがとうございます!このあとも更新するので、楽しみにしていてくださいね(*^^*ゞ (2015年10月13日 20時) (レス) id: 85258f0ff8 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜(プロフ) - 更新されたもの面白っかったすよ! (2015年10月13日 20時) (レス) id: 397e69905f (このIDを非表示/違反報告)
¢.氷室のん゜(プロフ) - 和堂 桜さん» たくさんのコメントありがとうございます(*´▽)お休みなさい (2015年10月12日 21時) (レス) id: 85258f0ff8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:¢.氷室のん゜ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/memoly029/  
作成日時:2015年9月20日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。