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千鶴視点
沖田さんとAさんが出ていってから数刻。
私と土方さんは、二人を探して歩いていた。
「お二人共、何処に行かれたんでしょうか…?」
「…さぁな」
怪我をした土方さんを支えながら問いかける。
ぶっきらぼうだけど、その言葉には優しさが滲んでいた。
なんだかんだ言って、一番心配しているのは土方さんだと思う。
そう考えていた矢先だった。
___とてつもない光景が広がっていたのは。
不意に、土方さんが立ち止まった。
何だろうと思い、覗き込む。そこには。
あちこちにこびりついた血。
その元となる人間。
そして、その中心には沖田さんの刀。
「…総司…」
その呟きは、朝日の中に消えていった。
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和堂 桜(プロフ) - 面白かった。続きまってる! (2015年10月15日 6時) (レス) id: 397e69905f (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜(プロフ) - 了解(''◇'')ゞ (2015年10月13日 20時) (レス) id: 397e69905f (このIDを非表示/違反報告)
¢.氷室のん゜(プロフ) - 和堂 桜さん» ありがとうございます!このあとも更新するので、楽しみにしていてくださいね(*^^*ゞ (2015年10月13日 20時) (レス) id: 85258f0ff8 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜(プロフ) - 更新されたもの面白っかったすよ! (2015年10月13日 20時) (レス) id: 397e69905f (このIDを非表示/違反報告)
¢.氷室のん゜(プロフ) - 和堂 桜さん» たくさんのコメントありがとうございます(*´▽)お休みなさい (2015年10月12日 21時) (レス) id: 85258f0ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:¢.氷室のん゜ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/memoly029/
作成日時:2015年9月20日 15時