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「モソ…尾浜…行くぞ…」
「はい!」
次に長次が縄縹、尾浜が万力鎖で彼女が持つ刀を奪おうと放つ。
案の定二人の武器は刀に絡み付いた。
しかし。
「…なせ、」
「あ?なんだ」
「放せ…って言ってんだよ!!」
「うわっ!!」
「…!?」
勢いよく彼女は刀を振り回した。
するとそれに釣られて、二人は体勢を崩した。
それを図ってか、彼女は武器を振りほどく。
火事場の馬鹿力…とは正にこの事か。
何故か一人納得していた。
「伊作!!行ったぞ!!」
「先輩気を付けてください!!」
そんな声が聞こえた。
気づくと、彼女がこちらに向かって全力疾走してくる。
けれど、何故か避けるとかそんな考えは浮かばなかった。
「伊作!!」
留三郎のそんな声を尻目に、僕は彼女の体を受け止める。
けれど、体でじゃない。
代わりに左手に走るとてつもない痛み。
僕は、左手で彼女の攻撃を受け止めた。
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和堂 桜(プロフ) - 面白かった。続きまってる! (2015年10月15日 6時) (レス) id: 397e69905f (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜(プロフ) - 了解(''◇'')ゞ (2015年10月13日 20時) (レス) id: 397e69905f (このIDを非表示/違反報告)
¢.氷室のん゜(プロフ) - 和堂 桜さん» ありがとうございます!このあとも更新するので、楽しみにしていてくださいね(*^^*ゞ (2015年10月13日 20時) (レス) id: 85258f0ff8 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜(プロフ) - 更新されたもの面白っかったすよ! (2015年10月13日 20時) (レス) id: 397e69905f (このIDを非表示/違反報告)
¢.氷室のん゜(プロフ) - 和堂 桜さん» たくさんのコメントありがとうございます(*´▽)お休みなさい (2015年10月12日 21時) (レス) id: 85258f0ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:¢.氷室のん゜ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/memoly029/
作成日時:2015年9月20日 15時