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冷たく、鋭い彼の愛撫は
ひどくあたしの心を凍らせた。
｢ …っ。やだ！！！！｣
彼に身体をなぞられる度
何故か頭に廉の笑顔が浮かんでしまった。
あたしはその瞬間、
彼を思いっきり突き飛ばして
なんとか逃げ切ろうと
一定の距離をとった。
｢ ……は？嫌なの？ ｣
彼は驚いた表情で
清々しいくらいの笑みを浮かべていた。
｢ ……っ嫌だよ。
嫌に決まってる。
こんな…無理矢理。 ｣
彼がゆっくりと
あたしとの距離を縮めようとする。
｢ ほかの男とはすんのに？ ｣
｢ …え？ ｣
｢ 昨日、俺大谷に相談したんだよ。
A見てねえか？って。
そしたらなんて言われたと思う？ ｣
ははは、と全く感情のこもっていない笑い声を響かせる。
大谷、とは大学時代からの知り合いで
よく駅で見かける彼との共通の友達。
少し、空気が読めないところがある。
｢ お前のこと、見たって。
あれ？彼方と一緒じゃなかったの？、って。
駅前で男と歩いてた、って。 ｣
どくん、と胸が高鳴る。
｢ ………浮気、してたの？ ｣
｢ ちがう！あれは… ｣
｢ なに？ ｣
｢ あれは………たまたま、｣
｢ たまたま？｣
………声かけられて、ついていった？
ううん。それじゃ、逆に怪しまれる。
でも…、本当のことだし。
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｢ …Aってさ、ビッチだったんだね。｣
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ゆい - わあ、、、めっちゃ、面白い、、ですね!!ほんと才能溢れ出てますね！！更新、すっっっっっごい楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2016年11月4日 1時) (
レス) id: dc31dcd83f (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - 更新楽しみにしてます〜♪頑張ってください！ (2016年11月2日 17時) (レス) id: f9b1d0fd11 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 小説とっても面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています。更新頑張ってください (2016年11月1日 22時) (レス) id: 24cd997fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュガー
| 作成日時：2016年10月31日 16時
