検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:51,894 hit

16 ページ17

またやってしまった
いやちゃんと呪霊は祓ったしここまではけが人も出ていない
今日は七海と二人だったけど私より強いよこの子


「…大丈夫ですか?まさかそこで転ぶとは」

「ははっ私も思わなかったよ」


七海が手を伸ばしてくれた
しかめっ面だけど結構優しいんだよね七海


「っ ありがと。あ、車来たね。帰ろっか?」


任務の後に足を捻ったとかカッコ悪すぎる
バレない様に普通を装って高専まで戻った


あー痛い普通に歩いてるけど痛い
駐車場で七海と話していたら車が戻ってきた
後部座席の扉が開き降りてきたのは


「五条先輩、お疲れ様です」

「おう…なに?今日ってまさか2人だったの?」


私と七海を見下ろして低いトーンで言われた
これあきらかに不機嫌な時の声


「なに起こってんの?」

「別に。Aこの後空いてる?飯行こうぜ」

「うん。あ、七海も一緒にどう?」

「結構です。報告書は出来次第メールしますのでご確認ください。ではお大事に」


そのまま寮に向かって七海は歩いて行ってしまった
一言よけいだしバレてたのか
悟がめっちゃ睨んできてるのが見なくても分かる


「なに七海誘ってんだよ。それにお大事にってなに?」

「いや、なんだろうねぇ」


腕を掴まれて体の向きを変えられると足に痛みが走って
思わず声が出てしまったと思った時には遅かった
悟に頭の先から足の先までじっとりと見られる


「もしかして足?見せてみ」


跪いて私の足首を握る
なんでわかったんだろう?


「お前俺の事バカにしてんだろ?そのパンツくるぶし出てるし、腫れてっから左右で足首の太さ変わってんだよ」

「さすが六眼」

「こんだけ腫れてたら分かんだろ。七海も気付いてたろ?ほら」


悟が立ち上がって手を伸ばす
外で手を繋ぐことはあっても絶対高専内ではなかったのに
戸惑っていたら右手が奪われ腕を組まされた


「なに〜?照れてんの?」

「いや、それいつもの悟でしょ?」

「照れてねーし。なんならおぶってやろうか?」


軽い口調だけどいつもより更にゆっくり歩いてくれる
医務室に向かう間なぜこうなったのか聞かれたから
転んだと素直に答えれば「ダセー」とだけ返ってきた


「…やっぱ抱いていこうか?」

「え?なに?なんか言った?」

「なんでもねぇ」



悟は医務室に着いたら手を放して
先に一人で中に入って行った





.

17→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
286人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , さしす
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ガンバ! - オモシロカッタョォオオ! (3月28日 11時) (レス) @page13 id: 77321a7683 (このIDを非表示/違反報告)
おふ(プロフ) - プスメラウィッチ様 コメントありがとうございます!五条落ちでございます。高専五条の勝手な妄想ですが途中で現在の夫婦sideもいれれたらと思ってます。引き続きよろしくお願いいたします。 (2021年5月15日 13時) (レス) id: 727e77f416 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月15日 13時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おふ | 作成日時:2021年5月8日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。