†4...最後の笑顔† ページ6
〜風丸 side〜
風｢A〜！おはよう！今日は体調どうだ？｣
俺は今Aの部屋にいる。
喘息になった日からAは少し走ったりしただけで咳が止まらなくなるので、今ではほぼ毎日自分の部屋にいる。
本当はもっといっぱい外で走り回ったりサッカーだってしたいはずなのに、Aは特に文句を言ったことはない。
たぶん母さんが色んな暇つぶし出来るような遊びやゲームを教えてくれるからってのもあるだろうけど。
でも俺は前みたいに円堂とAと外で思いっきり遊びたい。
『あっ！お兄ちゃん！！おはよう、今日は良い方だよ！』
風｢そっか！俺今日は父さんと少し遠出してくるから帰りが夜になるかもなんだ...。｣
正直Aを置いて出掛けるのは嫌だけど、父さんが必至に男同士遊び尽くそうだなんて説得してくるから断りきれなかった。
俺がそう言うとAは少し寂しそうな表情をしたがすぐに満面の笑みでこう言った。
『じゃあ、明日は一日僕の部屋で一緒に遊んでね！』
そんなこと言われなくても俺はAのことが大好きだから明日も当たり前のように朝挨拶して、時間がある限り遊ぼうと思っていたからなんの躊躇いもなくこう言った。
風｢絶対遊ぶ！約束な？｣
『じゃあ指切りね！』
風｢ああ！｣
風/貴｢『♪ゆ〜び〜き〜り〜げんまんうっそついたら針千本の〜〜ます、ゆびきった！』｣
そうやって俺達は笑いあった。
無邪気で幼い俺たちは何も疑わなかった、明日必ずまた会えるし話せるし遊べると。
約束を守れない事も、もう会えない事も、知らずに。
今思えばこの時に見たのがAの最後の笑顔だった。
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練 雛姫(プロフ) - 桐谷快斗さん» 全然いいですよ！リクありがとう御座います！ (2014年12月10日 22時) (携帯から) (
レス) id: 6f946666e9 (このIDを非表示/違反報告)
桐谷快斗(プロフ) - こんばんは！リクいいですか？緑川でプロポーズでお願いします！ (2014年12月10日 22時) (レス) id: 5348c0eed1 (このIDを非表示/違反報告)
練 雛姫(プロフ) - 綵彩さん» いいですね！リク有り難う御座いますm(__)m (2014年12月10日 12時) (携帯から) (レス) id: 6f946666e9 (このIDを非表示/違反報告)
綵彩 - 昔は塩ラーメンという名前でしたが変えました。 (2014年12月10日 1時) (レス) id: 6106d81b36 (このIDを非表示/違反報告)
綵彩 - 初めまして！綵彩と申します！呼び方は何でもいいです！クリスマスの件ですが晴矢達がサンタになるというのはどうでしょうか？ (2014年12月10日 1時) (レス) id: 6106d81b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：練 雛姫 x他1人 | 作成日時：2014年11月30日 14時
