†22...辛い† ページ24
僕は晴にぃの部屋の扉を思いっ切り開けた。
ばああぁぁん！！！
『晴にぃ！！』
と大きな声で呼んで部屋を見渡すと何故か晴にぃはベットから落ちていた。
『晴にぃ何してんの？』
晴｢いってぇ....A、もうちょい静かに入って来い。びっくりするだろ。｣
『ごめんね晴にぃ。だって早く会いたかったから。』
晴｢ん、反省してんなら許してやる！それよりどうした？｣
『今日さ、僕奈良行ったじゃん？』
晴｢そういや、そうだったな。レーゼに会えたか？｣
『ううん。変わりにね.....アイツに会ったの。』
晴｢？！....そうか、何か言われたのか？｣
『それがね....僕.....』
アイツの言った事を思い出していた。
大っ嫌いな奴で
憎くて憎くて仕方ない奴で
なのに言われた事を思い出すと涙が溢れそうになる。
『死んだ.....事に』
あぁ、僕は本当に
『なって....た。』
弱いなぁ。
フワァ...
晴｢辛かったよな。いくら嫌いになったって、死んだ事にされるのは辛いよな。｣
晴にぃはそう言って僕を抱き締めてくれた。
『変だよ。嫌いなのに....憎くて....仕方ないのに...。』
僕は晴にぃの服を握っていた。
晴｢そうだな、でも誰だって生きてんのに死んだ事にされたら辛いに決まってる。泣きたい時は思いっ切り泣けばいい。俺が全部受け止めてやる。｣
晴にぃのその言葉を聞いて僕の涙腺は一気に崩壊した。
『う....あ....うぇ...うわああぁぁん！ﾋｸﾞ..うええぇぇん！...ああぁ...うわああぁぁ！』
たまっていた涙はまるで止まる事を知らないように次から次へと溢れてくる。
僕は狂った用に泣き叫んだ。
こんなに泣いたのは捨てられたあの日以来だ。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
練 雛姫(プロフ) - 桐谷快斗さん» 全然いいですよ！リクありがとう御座います！ (2014年12月10日 22時) (携帯から) (
レス) id: 6f946666e9 (このIDを非表示/違反報告)
桐谷快斗(プロフ) - こんばんは！リクいいですか？緑川でプロポーズでお願いします！ (2014年12月10日 22時) (レス) id: 5348c0eed1 (このIDを非表示/違反報告)
練 雛姫(プロフ) - 綵彩さん» いいですね！リク有り難う御座いますm(__)m (2014年12月10日 12時) (携帯から) (レス) id: 6f946666e9 (このIDを非表示/違反報告)
綵彩 - 昔は塩ラーメンという名前でしたが変えました。 (2014年12月10日 1時) (レス) id: 6106d81b36 (このIDを非表示/違反報告)
綵彩 - 初めまして！綵彩と申します！呼び方は何でもいいです！クリスマスの件ですが晴矢達がサンタになるというのはどうでしょうか？ (2014年12月10日 1時) (レス) id: 6106d81b36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：練 雛姫 x他1人 | 作成日時：2014年11月30日 14時
