検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:11,713 hit

◇四話◇ ページ4

「、、、っ」



また、昔の夢を見た


頬に伝っていた涙を指先で拭う









、、、、、大丈夫




ここは、地獄じゃない









菊さんの家









大好きな人の家だ









母親のエゴを押し付けられて、自分が好きなことが全くできなかった、小学生の時




友達なんか作って、遊ぶ暇なんて無いでしょう___そう言われて、学校でも常に一人だった



当然、中学校も受験することになった



学校から帰ってくると、すぐに家を出て、塾が終わるのは夜の9時





それが、毎日続く






自分が行きたい中学校を受ける子はともかく、
受験なんかしたくない私からすれば、その生活は苦痛でしかなかった









そのせいで悩んでいた私を助けてくれたのが、菊さんだった







ずっと、菊さんと一緒に居たい









私は、すっかり乾いてしまった目元を拭いながら、そんなことを願っていた。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←□三話□



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア , 本田菊 , ヤンデレ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:人間不信。 | 作成日時:2019年5月19日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。