53話。 ページ13
日向「A！！Aー！！Aってば！」
孤爪「……A！！起きてよ…！」
あれ？私、なんで倒れてるの…？
あ、白鳥の魔法が当たっちゃったんだっけ…
なんで2人は泣いてるの？
『泣か、ないで…よ。ふ、たりに…そんな顔、し、てほしくない…！！』
力を振り絞って、声を出す。
ますます泣いてしまう2人。
最後に2人をぎゅーっとして、私は意識を手放した。
ーーー
氷月「よしっ…これ、使わないと思ってたんに…最期の砦、【ギブアップ】解除。」
僕は、学園に取り付けておいたセンサーで魔族を追い出した。
白福「ありがとう心絆ちゃん〜！」
教室には、僕と白福先輩しか残っていない。
他のみんなは足止めに行ったけど、もう直ぐ帰ってくる頃だろう。
日向「氷月先輩！！Aがっ！！」
孤爪「たおっ、れた……」
日向くんと研磨がAちゃんを担ぎながら(！？)物凄い形相で走ってきた。
氷月「もしかして…」
呪いが、育ってきている…！？
案の定、Aちゃんの首の三つ葉の痣から、痣の蔓が伸びてきている。
日向「氷月先輩、Aは助かりますよね！？」
孤爪「心絆、お願いだからAを助けて…！！」
ごめんな、2人共。
もしかしたら、Aはもう………
氷月「助からないかもしれん……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゅーか(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます、そういっていただけて嬉しい限りです……！これからも頑張ります！ (2019年10月17日 17時) (
レス) id: d948733c54 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - とても面白いです！続きが気になるので更新頑張ってください！ (2019年3月17日 15時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
