55話 ページ15
氷月side
「あの本」には、続きがあった。
といっても、ついさっき、しょとつしで見つけたのだが。
話の一部に、占い師のセリフがあった。
「痣のツルが全身を覆うとき、Aは深い眠りに落ちるだろう。
それを解けるのはただ一人。
Aの恋人が、接吻をすることによって、Aは深い眠りから覚めるだろう。」
白福「……だって〜」
ゆるーい声が近くで聞こえた。いつの間に背後にいたんだ??
僕のことつまみ食いしたいんか?
白福「別にそんなこと思ってないよ〜」
さらっと心読むなし。というかこの本の内容……
『ふーむなるほどわからん。』
と言うしかない。
私がボケても、みんな沈黙するばかり。ツッコミ要員のAがいないからだろう。
いつもは元気いっぱいな日向も、
「俺はAのところに行ってる!!」と言って、寮に戻って行った。
なんとも言えぬ雰囲気のまま学校は終わって、それぞれ帰りの準備をしているときだった。
日向「Aの痣が!!ツルがたくさんある!!」
泣きそうな顔をして、日向が教室に駆け込んできた。
そうだ。Aの好きな人は絶対この子。
本当のことは聞かされてないけれど、妙な確信が私の思考を支配した。
氷月「日向。Aのとこ行く。日向も一緒に来て。」
急がないといけない________
日向「……わかりました!」
日向もどこか吹っ切れた顔をしている。
、
、
、
さあ、Aを危機から救おうじゃないか。
ーーーーーー
とてもお久しぶりです。更新できなくて申し訳ございませんでした!!!!
話のオチとか全然決めてないんですけど頑張るので見捨てないでくださいー!
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みゅーか(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます、そういっていただけて嬉しい限りです……!これからも頑張ります! (2019年10月17日 17時) (レス) id: d948733c54 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - とても面白いです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2019年3月17日 15時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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