拾玖−日光一文字顕現 ページ21
『日光一文字』
鎌倉時代に打たれた、備前福岡一文字作の太刀。
元は日光二荒山神社にあったものが北条氏の手に渡り、黒田官兵衛が
北条氏と豊臣秀吉との和解を助けた際、北条から黒田に謝礼として贈られた刀。
そのため、長谷部とは少し縁がある。
今までの神社暮らしから黒田暮らしになったためか、外の世界に少し疎い。
皆の幸せを心から合掌している。
普段は目を閉じて瞑想しているとか。
一文字派の長兄。
声：下野絃
身長：１８２cm
一人称：僕or私(わたくし)
Noside(しばらく)
A「ふう、やっと出来たか・・・」
鍛刀するのにかかった時間は4時間。一発目でこの運の良さは尋常じゃないな、
自分には才能があるのではとAは苦笑いをした。
緋鶴「朝からだったから、もうお昼になっちゃったね」
A「そうだな。さて、これを部屋に持っていかなくては・・・」
ほんのりと温かみのある刀身を抱え、顕現部屋へと向かう。
部屋に着き、刀身を刀掛台にかける。
刀身にそっと形代を置いた。
辺りが眩い光に包まれる。
桜の花弁と共に姿を現したのは、大礼服の様なものに身を包み、薄い青みのかかった白髪を一本結びにした青年だった。その瞳は軽く閉ざされている。
日光「私は日光一文字と申します。皆様の幸せを心から祈り、今ここに見参致しました。
他の一文字は、私の弟達です」
A「・・・・・・え」
緋鶴「・・・この人、本丸に来てなかったよね」
いきなり超レア太刀が来てしまったことに、放心状態になってしまう。
しかも自身の苗字と同じ名が入っていることに更に驚く。
日光「此処は・・・？二荒山神社ではないようですが・・・」
日光はキョロキョロと辺りを見回す。
意外とあざと可愛い。
緋鶴「えっと此処は本丸っていって、いろんな刀が集まるところなんですよ！あ、私は緋鶴といいます」
A「私は一文字Aだ。刀ではないが、私も一応此処に加わってるつもりだ。緋鶴は私の妹だ。よろしくな」
日光「一文字・・・・・・」
緋鶴「どうしたんですか？」
日光「いえ、何だか・・・私達、家族みたいだなって思ってしまって」
A「・・・え？」
日光「本当は血のつながりがあるわけでもないのに、そう思ってしまって」
A「・・・・・・」
日光「すみません。出逢って早々変なことを言ってしまって」
緋鶴「いえ、そんな・・・」
A「・・・おっと、もう二振目が出来たみたいだな」
日光「この感じ、弟かもしれません！」
緋鶴「本当？！」
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月詠 - 十六夜さん：そのつもりでおります。三日月との絡みが終わったら、妹編のも書くつもりです。応援ありがとうございます！(*^^*) (2018年6月9日 9時) (
レス) id: 582adc564d (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 続きが早く読みたいです！！三日月落ちでしょうか？それなら嬉しいです！早くくっついてイチャイチャしてください！更新、頑張って下さい！！！！！！ (2018年6月8日 12時) (レス) id: 625c8539c6 (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - すみません！！私情により消していまいました・・・。でも、続編はいつか書きますので！！本当にごめんなさい！！ (2017年3月20日 14時) (レス) id: 7bbf861788 (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - あのぉ…。続編のページに行けなかったです。作者さん、消されたんですか？見たいのですが…。 (2017年3月19日 14時) (レス) id: 162b78bfbd (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - すみません、石切丸の話し方ってこんな感じだった気がしたので・・・。馴染むような話し方が書けるよう勉強したいと思います。 (2017年2月21日 19時) (レス) id: 3dbe8e6356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月詠 | 作成日時：2016年12月4日 21時
