クレマチス2【SVT】

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VNサイド


「ボノニ、かわいいかわいいボノニ、あなたと居ると時間がゆっくり過ぎていく気がしてすごく好きでした。」



穏やかな顔をして僕に話してくれるヌナ。




「ボノニはヌナ〜と甘えてくることも私にふざけることもあまりしなかったけどよく隣に居てくれた気がします。
リハーサルの時もボカチが練習してたら必ず隣に座って一緒に見てたよね。


ボノニが纏っている雰囲気やオーラ、空気がとても私にとって落ち着くものだったよ。私がスランプに陥った時もすぐに気づいて隣にいてくれたり、こんな素敵な弟がいて私は幸せ者だと常日頃思ってました。」



幸せ者だと思っているのは僕もだ。



愛嬌をする事も言葉で愛を伝えるのも苦手で、伝えないとわからないことや伝えないといけない事だってあるけど上手く表現出来なくて悩んでる時、ヌナは



『ボノニの普段の行動で私を含むメンバーもCARATちゃんもどれだけボノニが愛情深くてSEVENTEENを愛しているかわかってるから大丈夫だよ。』



って頭を撫でてくれた。安心して、心がスッキリして、この人がいないと僕は無理なんだろうな〜なんて考えたな。



「ボノニの平和主義なところにも沢山助けられたな。私はイラッとしちゃうことも多かったから、笑。
“ヌナのことを悪く言う人は放っておけばいい。ヌナを好きでいる人が沢山いるからそっちに目向けて。その中に僕も含まれるんだけど。”って言われた時はヌナ、胸きゅんしました。

いつの間にそんな可愛くてかっこいいことを言えるようになったの、、慌ててボノニのママに電話したよ。
“息子さん前からかっこよくて可愛かったですけど最近もっと輝きだしてるんですがなんでですか！！”って言ったよ！そしたら“Aちゃんのお陰だわ〜”って言われた！！家族揃って美心しかもってないの！！ずるい！！！」



どうしよ、なんか急にヌナが崩壊した。



「気を取り直して、ボノニ、これからも素敵な心を持った綺麗な人でいてください。ほんとにボノニの見た目はもちろん中身も大好きだったよ。無理はしなくていいから、ボノニの行動で全て伝わってるから大丈夫。もっともっとわがままに活躍していってね。」




僕は他のメンバーと違ってもう諦めてるよ。ヌナと同じステージにこれからも立つこと。



ヌナはやると決めたら絶対に曲げない人だもん。



休止すると決めたら休止しちゃうのを僕は知ってる。




僕は知ってる。

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