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SGサイド
「スングァンは、、」
いよいよ僕の番か、と勝手に流れる涙も拭わずモニターを見る。
でも、僕は他のメンバーと違う。そんなヌナの言葉ばかり聴くなんて嫌だ。
僕の左手にはマイク。そろーっとメンバーとスタッフの間を抜け、セットとセットの間へ移動する。
SG「ヌナ、僕は今あなたに褒められたくないし自分のことをレマと呼ばないヌナを見たくないです。」
「…スングァナ、まだマイク持ってたの？今は私の時間だからマイクおろしてくれる？」
スタッフが僕を探す足音が聞こえる。
SG「嫌だ。ここでマイクをおろしたらヌナはつらつら言葉を並べてさらっと消えていくんでしょ。そんなの嫌だよ。」
「ここでスングァニと話しても私はさらっと消えていくよ。」
冷たい声で言い放ったヌナ。
今まで1度も聞いたことの無い声色で言葉が出なくなる。
「スングァナ、せっかくだから褒められときなさい笑。
スングァニはね、弟だけど幼馴染みたいな瞬間がいくつもあったと思う。
カムバ前じゃない時に2人でご飯屋さん行ってここは星5つだね！！！とか話したり、たまには真面目な話をしたり。
私にはとても自分を見つめ直す大事な時間だったよ。
カムバが近づくとスングァニ釣れなくなっちゃうけど笑笑
あなたのお茶目で愛され上手なところが羨ましかったし、ものすごく自慢でした。
これからも自分とメンバーの健康管理お願いします笑」
マネージャー「…いた。スングァンさん戻りますよ。」
立ち尽くす僕を見つけたマネージャーが近づいてくる。
SG「ヒョン、メンバーの健康管理の中にヌナは含まれてないんですかね。」
マネージャー「……きっと。」
いて欲しいですけどね、。
マネージャーがそう呟いて僕の肩を抱きながらゆっくりと歩く。
こんなにも周りの人を虜にしておいて消えていくなんて、ヌナを守る人は沢山いるのに。
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Ha_yoha(プロフ) - 作者さんの書きやすいほうでいいと思います:) (2020年5月3日 18時) (
レス) id: 9bc1c45fb4 (このIDを非表示/違反報告)
きゃんばす(プロフ) - Ha_yohaさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます泣 かなりの不定期更新となってしまってますが最後までお付き合い頂けると嬉しいです。これかもよろしくお願い致します！ (2020年4月28日 3時) (レス) id: 2dd40e7b69 (このIDを非表示/違反報告)
Ha_yoha(プロフ) - 女の子の力強い説得力のある言葉一つ一つが、見ててすごくあったかい気持ちになります！これからの更新も楽しみにしてます。無理しないで更新してください！待ってます！ (2020年4月21日 10時) (レス) id: 9bc1c45fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃんばす | 作成日時：2020年3月24日 20時
