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JHサイド
リハーサルが終わって皆浮き足立っている状態でホテルに着いたんだけど、着いたはずなんだけど
JH「お前はなんでそんなに深刻な顔してんだよ」
「うるさいな〜、別に初めてじゃないじゃん」
佐伯Aはベッドで病んでのかってぐらい暗い顔をしている。
JH「それはそうだけど、普通は皆みたいになるもんじゃないの？」
「そしたらハニちゃんも例外だと思うけど？てか皆も表に出さないだけでめちゃくちゃ緊張してるよ」
JH「ドギョミ靴下違うの履いてたもんな」
「あれどれだけ問い詰めてもわざとだって言ってたんだけど笑」
JH「で、ほんとはどうしたの」
練習生の時から俺の良き理解者だったA。
伊達に色んな話をしてきた訳じゃない。雰囲気でわかる。
「…怖いんだよね。明日が、これからのツアーが」
JH「夢だったのに？」
「夢だったからだよ。」
壁を見つめるAの目は複雑な見たことの無い表情をしていた。
「夢だったから怖いんだよ。夢を現実にするときは凄くしんどい。夢見た状態をちゃんと現実に出来るか、夢を現実にしたら次はどうしたらいいのか。考えることが一気に押し寄せる。」
JH「今目の前にあることだけを考えたらいいんじゃない？それしか方法ないと思う」
「わかってるよ。わかってるんだけどね…。ま、きっと始まったらそれなりに切り替えてやってるか笑」
さっきまでの目はどこにいったのかいつも通りのAに戻った。
JH「え、何今の。A、全部吐き出してから寝ろ」
「もーオッパったら〜！強引なんだからっ！ていうかもう全部言ったし大丈夫だよ」
どこか腑に落ちなかったんだけど、問い詰めなかったんだよな。
いつもと違うかったのに。
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Ha_yoha(プロフ) - 作者さんの書きやすいほうでいいと思います:) (2020年5月3日 18時) (
レス) id: 9bc1c45fb4 (このIDを非表示/違反報告)
きゃんばす(プロフ) - Ha_yohaさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます泣 かなりの不定期更新となってしまってますが最後までお付き合い頂けると嬉しいです。これかもよろしくお願い致します！ (2020年4月28日 3時) (レス) id: 2dd40e7b69 (このIDを非表示/違反報告)
Ha_yoha(プロフ) - 女の子の力強い説得力のある言葉一つ一つが、見ててすごくあったかい気持ちになります！これからの更新も楽しみにしてます。無理しないで更新してください！待ってます！ (2020年4月21日 10時) (レス) id: 9bc1c45fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃんばす | 作成日時：2020年3月24日 20時
