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JSサイド
今日の練習が終わり、宿舎に戻ってから自分でもそろそろこの癖治らないかなとふと思う。
それはライブの準備期間に入ると自分が何かしら役に立てているか深く考えてしまうこと。
ウジは普段から作業組として頑張ってるけどライブが決まるとアレンジ作業も頑張るでしょ。
ホシやディノにも同じことは言えるし、Aなんていつもの倍以上仕事が増える。
それは全てグループの為であり、CARATの為で、年下なのに凄いなと心の底から尊敬するわけなんだけど一方で自分はと考えると尊敬よりも自己嫌悪に陥る。
「ただいまー、オッパ、何かあった？」
打ち合わせから帰ってきたAがダイニングでコーヒーも飲まず座っている僕をみてすぐに言葉を発する。
JS「自分の癖がいつまで経っても治らないんだ。」
「癖ってそんなすぐに治らないけどね〜。どんな癖なの？」
JS「自分は何の役にもたってないんじゃないかって考えちゃう癖。わかってるんだメンバーに言っても否定してくれることは。わかってるんだけど、ライブの準備期間が始まって弟達やAが頑張る姿を見てるとどうも考えちゃうんだよ、」
「オッパ」
Aはそう呟くと前に座って僕を見つめた。
「私たちの関係はそんなことを考えなくていい次元まで来てると私は思ってます。」
JS「え、？」
「ちょっと言葉にして上手く伝えるのが難しいんだけど、オッパが隣に居てくれて、時に後ろから見守ってくれて、時に突っ走る私を前から包み込んでくれて、つまりは存在が全てなんです。」
「何かをするからメンバーの為、グループの為とか行動だけじゃないです。SEVENTEENのメンバーとして存在してくれてることが1番なんです。だから不安になる必要はありません。」
そういうと机の上で組んでいた僕の手をやさしく両手で包み込んだ。
「…伝わりにくいかな、。それか全部を言葉にしましょうか？」
JS「例えば？」
「オッパのこんなところに感謝してますよっていうのを。夜が明けますけど。」
JS「僕はウェルカムだよ。あと僕もAに聞こうと思ってたことがあるんだよね」
「なに、怖い」
JS「怖がる要素ないでしょ笑。なんでAは衣装とか照明とか特効にも関わろうと思ったの？曲とかダンスのことでもやること多いじゃん」
「紅一点とお別れしたかったんです。笑」
Aは昔の自分を思い出してか笑いながら言った。
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Ha_yoha(プロフ) - 作者さんの書きやすいほうでいいと思います:) (2020年5月3日 18時) (
レス) id: 9bc1c45fb4 (このIDを非表示/違反報告)
きゃんばす(プロフ) - Ha_yohaさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます泣 かなりの不定期更新となってしまってますが最後までお付き合い頂けると嬉しいです。これかもよろしくお願い致します！ (2020年4月28日 3時) (レス) id: 2dd40e7b69 (このIDを非表示/違反報告)
Ha_yoha(プロフ) - 女の子の力強い説得力のある言葉一つ一つが、見ててすごくあったかい気持ちになります！これからの更新も楽しみにしてます。無理しないで更新してください！待ってます！ (2020年4月21日 10時) (レス) id: 9bc1c45fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃんばす | 作成日時：2020年3月24日 20時
