第五十三話 ページ7
「す、すごかったね……」
「うん、一体何が起きたのか……」
Ａ組の観客席。あまりの試合展開に唖然となる者で溢れていた。
「Aちゃん、いつも通りのはずなのに……なんか、怖いね」
「でもそれは、これからのことがかかっているからでは？轟さんも爆豪さんも、それは同じですわ」
「そうなんだけど、う〜ん、いつも通りなのに怖いってなんか、変じゃない？」
「きっと試合中だったからよ。ここに戻ってきたら、いつものAちゃんだわ」
女子の面々は色々と話し合っていた。
若藤Aはクラスで目立つ存在ではなかった。最初のヒーロー基礎学以降は何かとんでもないことをやらかすこともなく、良くも悪くも模範的生徒と呼べる存在。
それは教師からの評価も同じである。
ただここにきて、彼女を見る目が変わった。
「(あの子のあの眼……一瞬だけだったけど、見逃さなかった。あれは＿＿)」
一番間近で見ていたミッドナイトは不信感を抱かざるをえなかった。凶悪な敵と対峙したことがあるプローヒーローの勘が働いた。
あの時の彼女の眼は間違いなく、“敵”の眼をしていた。
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六時の虹(プロフ) - 梅干しさん» コメントありがとうございます！伊作の他にもちゃんと忍たまキャラ出すので、これからもこの小説をよろしくお願いします！ (10月16日 8時) (
レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - ルククさん» ありがとうございます！伊作はここで出すと決めてたので、そういう反応はめっちゃ嬉しいです！ (10月16日 8時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し - 伊作先輩だぁぁぁぁ！！！！めっちゃうれしぃぃぃ、ほんとこの後の展開気になる！いつも素敵な作品ありがとうございます！ (10月9日 23時) (レス) id: 3545da5797 (このIDを非表示/違反報告)
ルクク(プロフ) - うわぁぁ！伊作が出てきたぁぁぁぁぁあ！！！！めっちゃくっちゃ気になります！楽しみです！頑張ってください！ (10月9日 8時) (レス) id: 9d9335310e (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - みずみずさん» ありがとうございます！更新は途切れがちですが、必ず完結させますので、これからもよろしくおねがいします！夜更かしにはお気をつけて！ (10月5日 15時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六時の虹 | 作成日時：2023年1月20日 22時
