第七十四話 ページ28
ヒーロー名を考える時間が与えられて１５分。ミッドナイトから声がかかり、出来た人から発表しろと言う。なかなかハードル高いですね。
先陣を切ったのは青山くんだ。何故か発表する本人ではなく聴衆が緊張している異様な空気だが、彼は全く意に介さずにフリップを高く掲げる。
「輝きヒーロー“I can not stop twinkling”」
そこに並んでいたのは名前というにはあまりにも長すぎる文字列であった。何というか、独創的ですね。一周回って覚えやすい、かも……？彼の提案にミッドナイト先生は、“Ｉ”をとって“Ｃａｎ’ｔ”にした方が呼びやすいと冷静にアドバイスをしていた。やっぱりこういうことに慣れてるんでしょうか。
その次に登壇したのは三奈さん。
自信満々に出したのは、こちらもまた何と言えばいいのか……彼女の個性も相まって、某SF映画を彷彿とさせるものだった。
それにしても、完全に空気が良くない方向に流れている。これは本当に良くない。何が嫌って発表がしづらい。
「じゃあ次、私いいかしら」
この空気を変えられるか否か、手を挙げたの梅雨さんだった。
「小学生の時から決めてたの。“
「カワイイ！親しみやすくていいわ！みんなから愛されるお手本のようなネーミングね！」
ようやく“らしい”ヒーロー名が出て来たことへの安堵もあってか、教室の空気が一気に和らぐ。響くフロッピーコールに背中を押されるように、次いで出たのは切島くん。
「んじゃ俺！！“
「“赤の狂騒”！これはアレね！？漢気ヒーロー“
彼は憧れを追ってヒーロー名をつけたらしい。その後もクラスメートたちの発表は続く。みなさん素晴らしいネーミングセンスで、大変参考になる。
爆豪くん以外は。いや、流石に爆殺王は良くないですよ。
そんな中で名前を決めずにいたのは、緑谷くんと飯田くんと、再考の爆豪くん、そして私だった。
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六時の虹(プロフ) - 梅干しさん» コメントありがとうございます！伊作の他にもちゃんと忍たまキャラ出すので、これからもこの小説をよろしくお願いします！ (10月16日 8時) (
レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - ルククさん» ありがとうございます！伊作はここで出すと決めてたので、そういう反応はめっちゃ嬉しいです！ (10月16日 8時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し - 伊作先輩だぁぁぁぁ！！！！めっちゃうれしぃぃぃ、ほんとこの後の展開気になる！いつも素敵な作品ありがとうございます！ (10月9日 23時) (レス) id: 3545da5797 (このIDを非表示/違反報告)
ルクク(プロフ) - うわぁぁ！伊作が出てきたぁぁぁぁぁあ！！！！めっちゃくっちゃ気になります！楽しみです！頑張ってください！ (10月9日 8時) (レス) id: 9d9335310e (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - みずみずさん» ありがとうございます！更新は途切れがちですが、必ず完結させますので、これからもよろしくおねがいします！夜更かしにはお気をつけて！ (10月5日 15時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六時の虹 | 作成日時：2023年1月20日 22時
