第四十八話 ページ2
あの後、爆豪くんとも一言も交わすことはなく食堂へ向かった。当然人はいたがピークは越したようで、ゆっくり食べる余裕もあった。
そして集合場所へ向かおうとしている時、なぜかクラスメイトの女子に捕まった。
「Aさん、午後の準備をしましょう！」
『はい？』
準備らしい準備なんてないはずですが。詳しく話を聞いてみると、午後は女子がチアガールの格好をするらしい。なにそれ。
というか、そんな格好絶対にしたくない。
『……えっと、チアガールって、お腹が出る格好ですよね。私、実はあまり見られたくない痣があって……相澤先生には私から話しておくので、皆さんだけでお願いできませんか』
自信のなさげな声をさらにひそめて言った。途端に申し訳なさそうになる皆さんに、少しだけ罪悪感がわかなくもない。だけど、痣があるのは事実。嘘は言っていない。
「わかった、ウチらだけでやるよ！ごめんね、無理言って」
『いえいえ、平気ですよ。私も言ってなかったんですから』
焦ったような声を出す麗日さんに少し微笑んでそう言えば、安心したように笑う。なんて扱いやすい。
『では、午後も頑張りましょう。チアガール、楽しみにしてますね』
「うん、また後でねー！」
彼女たちはそのまま行ってしまった。さて、嫌なことを避ける口実にしたからには、しっかり相澤先生に報告しなくては。
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六時の虹(プロフ) - 梅干しさん» コメントありがとうございます！伊作の他にもちゃんと忍たまキャラ出すので、これからもこの小説をよろしくお願いします！ (10月16日 8時) (
レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - ルククさん» ありがとうございます！伊作はここで出すと決めてたので、そういう反応はめっちゃ嬉しいです！ (10月16日 8時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し - 伊作先輩だぁぁぁぁ！！！！めっちゃうれしぃぃぃ、ほんとこの後の展開気になる！いつも素敵な作品ありがとうございます！ (10月9日 23時) (レス) id: 3545da5797 (このIDを非表示/違反報告)
ルクク(プロフ) - うわぁぁ！伊作が出てきたぁぁぁぁぁあ！！！！めっちゃくっちゃ気になります！楽しみです！頑張ってください！ (10月9日 8時) (レス) id: 9d9335310e (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - みずみずさん» ありがとうございます！更新は途切れがちですが、必ず完結させますので、これからもよろしくおねがいします！夜更かしにはお気をつけて！ (10月5日 15時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六時の虹 | 作成日時：2023年1月20日 22時
