第二十話 ページ23
マスコミ騒動の次の日。
午後のヒーロー基礎学が始まる…と思ったのだが、相澤先生曰く、今日は移動して救助の訓練をするらしい。
「コスチュームの着用は各自判断しろ。訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。以上、準備開始」
ーーー
「バスの席順でスムーズに座れるように、番号順で２列に並ぼう！」
早速委員長ぽく仕事をしている飯田くん。だが…
「こういうタイプだったくそう！！！」
残念ながら、いわゆる市営バスのような内装だった。
それでも並んだ分スムーズには乗れたので、良いと思いますけど。
ちなみに、私は轟くんの隣に座っている。
前のみんなは談笑中のようだが、彼は我関せずの状態だ。
蛙吸さんの何気ない一言に上鳴くんが爆豪くんをいじり、爆豪くんがそれにキレる。
こういう馬鹿騒ぎは嫌いじゃない。
「もう着くぞ、いい加減にしとけよ」
「「「ハイ！」」」
…ま、ここまでがオチですよね。
ーーー
大きなドームの中、目の前に広がるのはテーマパークのような景色だ。
みんなも薄々思っていたらしく、誰かがたまらず「ＵＳＪかよ！？」と叫んだ。
そこで待ち受けているのは宇宙服に似たコスチュームを着るスペースヒーロー１３号先生。
先生のありがたいお話を終えて、いざ訓練！となったその瞬間。
何らかの異変を感じた。
全身の毛が怖気だって逆立つ感覚。
これは、自分の命が危険に晒される時、明確な殺意を向けられている時の感覚だ。
久々の感覚に脳が警鐘を鳴らす。
「一かたまりになって動くな！１３号！！生徒を守れ！」
「何だアリャ！？入試ん時みたいなもう始まってんぞパターンか？」
『…違う、アレは…！』
「敵だ！！！！」
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六時の虹(プロフ) - もんちゃんさん» ありがとうございます！この夢主ちゃんやや捻くれてるというか、クセがあると思ってたのでそういってもらえると嬉しいです！ (2022年12月11日 20時) (
レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - めっちゃ夢主ちゃん好きです！！ (2022年12月8日 20時) (レス) @page46 id: a2e7ecf5df (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - 黒砂糖パフェさん» ありがとうございます！忍たまキャラは近いうちに必ず出すので、それまでこの小説に付き合っていただければ幸いです！ (2022年12月6日 22時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
黒砂糖パフェ(プロフ) - とても面白いです！早く忍たまのキャラが出てくるところを見てみたいです。頑張ってください！ (2022年12月5日 19時) (レス) @page44 id: ebc4dd80bc (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - (名前)カノンさん» コメントありがとうございます。パスワードをかけている作品は、お恥ずかしながら完全に更新が止まっているものでして…。それでもよければ、どうぞよろしくお願いします。 (2022年11月6日 23時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六時の虹 | 作成日時：2022年6月11日 17時
