俺 ら の お 姫 様 2

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そんなこんながあって...



あじに筋トレを手伝ってもらったり、Gメンバーに動画を撮るのを手伝ったりもらったりして、ついに撮影当日


あじのおかげか分からないけど、スタッフさんに褒められたし！！ 今度なんか奢ろう！！






あ、ちなみにまだ情報解禁はされてないそうです

今日蓮くんと一緒に動画を撮って、後日SNSに上がるっぽいです







目「今日のコンセプト聞いた？」


『聞いては無いですけど、なんか衣装とセットから想像出来るというか、なんていうか』


目「だよな」





今日の衣装はラフな感じ


そしてセットも家みたいでソファとかベッドがある








［撮影始めまーす！］


カメラマンさんの声が聞こえて、セットの中に入る




休憩スペースとセットの間の短い距離でも蓮くんはうちを待って一緒に歩いてくれて


忍者の皆、ぜひ見習ってください。







［今日の撮影はカレカノの一日みたいな感じで自由にしてもらえればこっちで写真撮ります。じゃあ、］




自由にって一番難しいんだよなぁ、、


助け舟を求める思いで蓮くんの方を見れば




『んわ！ちょ、』


目「俺に任せて」





ニヤッと笑っていきなり手を引かれたと思ったら、ソファに座らせられる


蓮くんもゼロ距離で隣に座って、うちの肩に手を回して抱き寄せるようにしてる







『距離近いです...』


目「俺ら今だけでもカレカノなの。 だから敬語やめて？」


『む...』




隣の蓮くんは完全にスイッチが入ったようです。





それからというもの、うちはずっとされるがまま




ソファでくつろいだと思ったら、ゲームをしたり

一緒に台所で料理を作って、二人で食べたり

終いには ベッドで仲良く見つめあって、お昼寝









でも、海野はここで終わりません。




『ね、蓮くん』


目「ん？」


『一回起きて？』





うちの要望に応えて、一緒に寝転んでたベッドの上であぐらをかいた彼


油断してる所悪いけど、ちょっとした反撃を...





『んふふ、』


目「うわっ、びびった 笑」




蓮くんの胸を目がけて思いっきり飛び込む


ちょっとバランスを崩したものの、後ろに手を着いたぐらいですぐにうちの腰に手を回してくれた


だからうちも蓮くんに肩に手を回す








目「ちょっと目瞑って」


言われた通りにすると 唇のすぐ横に当たる感覚





『へ、？』


目「口にはしてないから、な？ 笑」





またしてもニヤッと笑う確信犯


誰か逮捕してください。。。

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