い ち に ち 彼 氏 ＿＿ 好きになっちゃダメな人。

…え。 ページ11

だって

涼介が好き、

だから。




「ん？」


んん？



今 私…

涼介の事好きって言った！？



無意識に
そんな風に感じてたんだ。



涼「どーした？」


「う、ううん、何でもない」



まぁ、どうせ
明日にはこんな気持ちも揉み消されてるでしょ。



大丈夫、大丈夫。



涼「A。何する？」


「うーん…ドライブ！！」


涼「お、いいな。行くか！」


「うん！」



次はマネージャー用の車じゃなくて
涼介の車で出発。



涼「しゅっぱーつ！」


「安全運転よろしくね！」


涼「任せろ」


「どこ行くの？」


涼「内緒」




カメラを避ける為に、

涼介はサングラスにマスク。



表情は全くと言っていいほど読めない。



でも

私が今、
涼介の車の助手席に居ることに変わりは無い。



彼女として、
彼の一人のパートナーとして。







そう考えただけでも幸せになってしまう私は



もう相当


重症なのかもしれない。

…また、来ような。→←…美味しい？

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