女：くのいち (ページ42)

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時刻はまもなく24時
今日は朝早かったしそろそろ眠い

『眠くなってきた』

元木「そろそろ寝るかー」

織山「朝早かったしね」

深田「明日も楽しまなきゃだし！」

『たぶん明日はもっと疲れるよ笑』

長瀬「え、なんで！？」

鈴木「動くから？」

『んー、それもあるけど従姉妹の娘ちゃんのお世話、笑
最初のうちは慣れなくて来ないかもだけど慣れてくるといろんなところに連れてかれて、抱っこしたり寝かせたり、あとは明日はたぶん水遊びするだろうし笑』

元木「ちっちゃい子ってずっとみてないといけないからある意味疲れるのか」

『そう言うこと』

深田「いやーそれにしても楽しみ！！」

長瀬「俺も楽しみー！」

織山「俺BBQとか久しぶりだ」

鈴木「まじか！」

元木「俺いつ以来だろ？」

『私は2年ぶりか？』

深田「そんな？」

『毎年帰ってきた時に従姉妹のお家でやってるんだけど去年は帰ってきてないからさ』

深田「そかそか」

『いつも肉も野菜も大量だからいっぱい食べてスタミナつけてくれ』

鈴木「よーし明日めっちゃ食べるために寝よ！」

みんなワクワクしながら2階の寝室に向かった

『暑かったりしたら扇風機とエアコンあるから適当に使ってねー』

元木「そういえばAは自分の部屋？」

『当たり前でしょ笑笑』

長瀬「みんなで枕抱えて恋バナできると思ったのにー」

『修学旅行か！笑』

深田「ざんねーん」

鈴木「部屋隣？」

『隣』

織山「ほら、寝るよ」

『じゃあおやすみ〜』

忍者ｰ朶「「おやすみ〜」」

地方に少年忍者で遠征ってのは何回かあったけど、
こうやって実家に親戚以外が泊まるってことは今までに
あまりなくて、友達とかも昔は何度か来てくれたことあるけど、メンバーとなればまた別で

よくわからないソワソワした感じというかで
布団に入ったもののなかなか寝付くことができない

みんなにおやすみって言って布団に入ってから結構な時間が経ったけど目はぱっちりで私は静かに部屋を出て、
サンダルを履いて外へ出た

外に出ると田舎だから街灯もなくて
見えるのは空いっぱいの星空と明るい月
そして虫の声、川の流れる音が聞こえてくるだけ

私はこうして夜外に出て散歩したり、ぼーっと
星を眺めたりすることが好きで実家で暮らしてる時は
毎日夜に出歩いていた

田舎すぎてたまに動物と鉢合わせることもあるけど
夏の熱帯夜でも凍えるような寒い冬でも雷や大雨が降らない日ならほぼ毎日

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