女：くのいち (ページ5)

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私が帰国して１週間後、事務所で顔合わせがあった

グループを組んだばかりとはいえもう既に空気は出来上がっているだろう

顔合わせをしてから合流するかは判断すればいいと事務所の大人からも言われていたが少し気は重かった

ｶﾞﾁｬ

『おはようございます。』

少年忍者「「おはようございます！」」

スタッフ「おはようございます。」

『あ、あ、おはようございます』

あ、元気ぃ、、、

それに思ってたより全然多い

びっくりするほど多い

私のいた韓国のグループでも多かったのになんだこの人数は、、

それにいや、ちっちゃ！！

え、めっちゃ若くない！？私なんかより全然若い

『え、あ、私どうすれば、、？』

スタッフ「とりあえず、お互いに自己紹介しようか」

少年忍者「「はい！」」

『はい、、。』

…

ってことで自己紹介してもらったけど、ごめんなさい

名前覚えるのめっちゃ苦手です

顔はすぐ覚えられるんだけど、名前と顔が一致しない

あとで調べて覚えなくては

でも、私が渡韓する2016年以前に入所の子は何回か面識あるしお話ししたことある子もいるからちょっと安心したかも

川﨑皇輝「Aちゃん久しぶり、急にこの人数みんな覚えるのは大変だと思うから少しずつで大丈夫だからね！」

『皇輝くん久しぶり、ありがとう。できるだけ早く覚えられるように頑張る』

次は私の番か、、

『えっとー、朶Aです。福島県出身の14歳です。先々週くらいまで韓国で活動していました。よろしくお願いします。』

このくらいでいいだろうか

川﨑皇「改めてよろしくお願いします！」

少年忍者「「よろしくお願いします！！」」

『こちらこそ、お願いします！あ、もう同い年の方多いしなんなら全然年上の方も多いし距離感あるの私ちょっと苦手なので変に先輩とか気にせず後輩の子もみんなタメ口で話してください！』

安嶋「じゃあAも俺らにタメ口ね！」

川﨑皇「そうしよ！」

この空気感でなんとなく、あぁ大丈夫かもいけるかもって思えた私は少年忍者に途中加入することを決めた

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