女：くのいち (ページ35)

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(元木湧)

帰りの運転は俺が代わった
AにナビしてもらいながらAの実家に向かう

鈴木「俺、1日目にしてめっちゃ楽しい」

『ほんと？笑それはよかった笑』

深田「こんなに良いとこならもっと早く来たかった笑」

元木「まじそれな！？笑」

長瀬「Aちゃんはめっちゃ田舎でって言ってたけど逆になんかもう良すぎて！」

織山「めっちゃ穏やかな気分になる」

鈴木「そりゃAちゃんはこんなに綺麗にいい子に育つわけだよね」

『最後のは関係ないと思う笑まぁちょっとしか遊べ
てないけどそう言ってもらえて嬉しいよ笑』

元木「あとはAのじいちゃんとパパと仲良くなることだな！」

『それ、忘れてないんだ笑』

深田「今回の最大のミッション！」

長瀬「まずは仲良くなって認めてもらわないと！」

『認めるも何もないでしょ笑仲良くなってくれたら嬉しいけどね？笑笑』

鈴木「じゃあ！尚更じゃないすか！」

『尚大、なんかこの気合い入ってる人たちどうにかしてくれよ笑笑』

織山「悪いけどA、俺も気合い入ってるよ」

『まじでさぁ笑尚大までそんなんじゃ収集つかないのよ、どこに気合い入れてんだよ笑』

こんな風に言ってて本気には聞こえないかもしれないけど
A、俺らはガチだよ

Aと同じグループで活動している以上Aの家族には安心してもらいたい

言い方はあんまり良くないのかもしれないけど、
Aはうちの事務所唯一の女性で事務所にとっても、もちろん俺ら少年忍者にとっても大事な大事な存在なわけ

この男社会でやって行くのも、娘を1人で上京させるのも
日本を離れて活動させるのもAの家族はみんな心配だっただろうし、不安だったと思う

だから、
これからAを任せてください
Aと活動させてください
Aを守らせてください
俺らがAのそばにいるので安心してください
って家族の皆さんに言いたいんだ

その為に今日俺らが来たんだよ

まだまだ俺らは未熟で経験も積んでる最中で、
怒られることもたくさんあるし間違うことも沢山ある

Aからしたら俺らは頼らないかもしれないけど
21人もメンバーがいるんだから

頼って欲しいし、守らせて欲しいんだよ
これは周りの大人どうこうの話じゃなくて
俺たちみんなの気持ち

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