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あとがき&解説 ページ44

え? これで終わり? と思った方、こんにちは、梅累です。

 ということで、これにて完結です。


 元々この話の構成自体は過去作を作る前からあったのですが、中々プロットがまとまらず、そのままになっておりました。
 今回書くことができて良かったですし、みなさんの暖かい応援のおかげでここまで書き切ることができました。ありがとうございます。


 さて、お気づきの方も多いでしょうが、この話は前作、前々作の前日譚(のようなもの)となっております。
 というより、同じ世界線の話と言った方が良いかもしれません。過去二作より一年程前の設定です。
 作中で登場した、何でも屋にいた女性は前作の主人公。
 今作の主人公に指輪を渡した、高校時代の同級生は前々作の主人公です。

 

 また、終わり方としては何種類かありまして。

 屋上から飛び降りて死んだ女性が夢主なのか否か。
 それとも逃げること叶わず三途に捕まったのか。

 つまり夢主さんが生きて再び地獄のような日々を過ごしているのか、死ぬことによって地獄に行ったのか。
 彼女の最後のセリフは、どちらの意味での“地獄”なのか。

 皆様のご想像にお任せします。


 また、実は夢主さんは密売人の女だったとか。
 そのせいで目をつけられていたとか。
 
 等々。そこらも皆様のお好きに考えて頂ければ。

 どちらにせよ、三途が夢主さんに執着していたのは間違いないです。夢主さんの両親を殺したのも彼なんでしょうね。


 中学時代の三途の記憶と夢主の記憶では、夢主さんの記憶が正しい歴史です。
 三途の回想シーンはあくまで彼の想像です。そのため、彼の台詞が『』になっています。
 冒頭で、夢物語のような想像と言っていますね。

 雨の後のシーンですが、三途がタオルを取りに戻るのが遅かったのは、夢主さんの好きという言葉が聞こえていて、確実に自分の意図する方向に追い詰めているのに喜びを噛み締めてたからです。

 やばいやつですね。

 等々、各所にそういったシーンがあるので、読み返して頂くとよりわかるかと思います。



 タイトルですが、頭にreをつけると本来の意味になります。
 reがついてない状態では仮初の意味です。
 ちなみにタイトル「in」のところはreをつけるとreinとなりますが、本当はもちろんrainです。
 しかし、inでかけたかったのであえてこうしました。

あとがき→←Nice to meet you, hell



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ぱーぷる姫(プロフ) - こういうの普段は読まないですけど、タイトルに惹かれました。読んで正解でした。鳥肌です。ありがとうございました (9月30日 18時) (レス) @page43 id: 4d7ac923b9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - 闇深いけど好きです笑 (9月2日 0時) (レス) @page44 id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
- やばい、ちょー好き、ストーカー系好きなんですよね笑 (6月4日 9時) (レス) @page45 id: 465dec3a48 (このIDを非表示/違反報告)
華夜(プロフ) - 衝撃展開...... (2023年3月28日 11時) (レス) @page34 id: e1dc7047a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅累 | 作成日時:2023年1月9日 11時

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