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翌日いつもと同じように6時前から部屋の前で氷柱さんを待っていると足音が聞こえてきたのでそちらの方へ顔を向けると少し渋い顔をした氷柱さんと満面の笑みを浮かべた13さんが居た。
｢13さんどうされたんですか？｣
｢本職の俺様が居た方が効率いいかと思ってついてきちゃったぜ｣
｢という訳です｣
同じ銃を使っている13さんも教えてくれるとなると心強いし更に効率も良くなると思うのだがどうして氷柱さんは微妙に渋い表情をしているのだろうか…
兎に角13さんの銃の腕も知れるし絶好のチャンスだ。これを逃す訳にはいかない。
｢では13さん今日はよろしくお願いしますね｣
｢おう！任せとけ｣
氷柱さんは一つ溜息をつくといつもの表情に戻り私達の後をついてきた。
13さんの銃は氷柱さんよりも荒っぽかったが確実に命中していた。
そしてバックショットと言われるスゴ技には感嘆の吐息を漏らさざるおえなかった。
｢す、凄い…｣
13さんは自慢げにだろ？と悪戯っぽく笑うと指先をトリガーの間に入れ銃をクルクルっと回してみせた。
｢まァバックショットはルチアーノのおっさんのやり方の方がAにはやりやすいだろうがな｣
｢そうですね、ルチアーノ殿のやり方の方がA向きでしょう｣
｢だよな〜あっそういやこの前お前と組んだ時ルチアーノのおっさんが逢瀬する瞬間にガード割られて転けてたの覚えてるか？｣
｢13殿がカノーネで割った瞬間にHS使って転けてたやつですね。あれはナイスでした｣
二人は何故かルチアーノさんの話で盛り上がり始めたが私はそれ所ではなかった。
今まで貴様としか呼ばれたことなかったのにさらっと名前を言われたその事実にとても嬉しく思ってしまっていた。
脳裏にまさか自分は氷柱さんの事が…と考え始めてしまうと更に顔に熱が集中してきたのを感じて私は二人から背を向けた。
｢えっーと今日はもう戻ります｣
すると後ろからえーと13さんの残念そうな声が上がった。
｢まだ始めたばっかだぞー？俺様のカッコいい姿もっと見てけよ？な？な？｣
｢貴様まだ今日のミッション何も終わらせてないぞ｣
氷柱さんに貴様と言われた瞬間熱っぽかった頭は冷え一瞬で顔の熱も引いた。
やはり慣れない呼び方にビックリして頭が動いてなかっただけだったようだ。うん、何もかも気の迷い。
｢じゃあミッション終わらせたら13さんのカッコいい所みたいです｣
｢おう！｣
私達のやり取りを見て氷柱さんが面白くなさそうにしていたのはまた別の話。
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ブリ(プロフ) - 葉流@マルコス愛さん» ありがとうございます！アダムいいですよね…！しかもシーズン来ますしお互い頑張りましょうね！！ (2019年1月27日 15時) (
レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
葉流@マルコス愛(プロフ) - はぅ……だむぅ……よき( (2019年1月23日 20時) (レス) id: e55367f9ec (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - 扇ちゃんさん» 温かいお言葉ありがとうございます！今作も見て頂けてとても嬉しいです...！扇ちゃんさんのご期待に添えるような小説が書けるかは分かりませんが精一杯頑張らさせて頂きますので見て頂けると幸いです！ (2019年1月16日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
扇ちゃん - ブリさんの新作楽しみに待ってました…！またアダム落ちで、しかも今回は色んなコンパスキャラが出てきて嬉しいですヾ(●´∇｀●)ﾉ更新無理せず頑張って下さい！！！応援してます(｀･ω･´)ゞ (2019年1月16日 14時) (レス) id: f2fb5d5d4d (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - ソーンきゅんさん» コメントありがとうございます…！更新頑張らさせて頂きますので読み続けて頂けると幸いです！ (2019年1月10日 14時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブリ | 作成日時：2019年1月4日 17時
