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ここに来てから1週間程経ち全員のヒーローの顔と名前もようやく把握出来始めた。
その中でも私が思っているだけだがリリカさん、ジャンヌさん、まといさんとは特に仲が良く、後謎に13さんとも仲が良くなった…というより向こうが付き纏って来るのに等しいのだが。

今もこうして誰も居ない共有スペースでお茶を飲んでいると後ろから肩をぐいっと引き寄せられた。

「Aちゃーん、何飲んでんの?僕ちゃんにも一口飲ませろよ」

「13さん…入れてあげるのでちょっと待って下さいね」

「飲みかけでいーって。それとも間接キス、意識しちゃった?」

私はこめかみを一度抑え、目の前でニタニタ笑っている13さんを半ば睨むように彼をもう一度見上げた。

「……飲みかけの物を人に渡すなんてそんなはしたない事出来るわけないでしょう…兎に角待ってて下さいね」

「つれないねェ〜」

まともに返事をしたらまたマウントを取られる可能性があるので私は何も言い返さず、お茶を入れに向かった。

共有スペースに戻ると相も変わらず13さん以外誰もおらず13さんはソファで銃を弄っていた。

「13さんってもしかしてガンナーですか?」

よほど集中していたのか私の声に少し驚いたような反応を見せたが直ぐにいつものニタァと効果音がつきそうな笑顔を見せた。

「ガンナー兼アタッカーだぜ。カッコイイだろ?」

「す、すごい…!あの良ければ武器見させて頂いても…?」

13さんはいいぜと言うと何処からか出してきた鎌と銃を見せ私の反応を面白可笑しそうにしていたが、私は武器に夢中になっていたのでいつもなら少し癇に障るが特に気にしなかった。

「ところで茶置いたらどうだ?」

「あっ、そうですね。って私の残り飲んでるじゃないですか!」

13はどこ吹く風とでも言いたげな表情をしていたが突然真面目な表情になったかと思うと私の腕を掴んで引き寄せられた。
彼のこんな表情は初めて見たので心臓の鼓動が早くなって行くのがわかった。

「なァ…アダム君に同じ事されたらどう思う?」

「氷柱さん…?まず一緒にお茶を飲む仲でもないし想像つきませんね…」

でももしされたらどうなんだろうと考えたがまず彼は私を嫌ってるだろうし、仮にも過去では敵国の団長で討つべき相手だった…筈なのにどうして今では憎く思えない…?
でもマリア様に害をもたらす相手だ。憎くはなくなっても嫌いにきまって…

突然13さんに頬を思い切りつままれ痛みでさっきまで考えていた事が吹っ飛んだが有難かった。

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ブリ(プロフ) - 葉流@マルコス愛さん» ありがとうございます!アダムいいですよね…!しかもシーズン来ますしお互い頑張りましょうね!! (2019年1月27日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
葉流@マルコス愛(プロフ) - はぅ……だむぅ……よき( (2019年1月23日 20時) (レス) id: e55367f9ec (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - 扇ちゃんさん» 温かいお言葉ありがとうございます!今作も見て頂けてとても嬉しいです...!扇ちゃんさんのご期待に添えるような小説が書けるかは分かりませんが精一杯頑張らさせて頂きますので見て頂けると幸いです! (2019年1月16日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
扇ちゃん - ブリさんの新作楽しみに待ってました…!またアダム落ちで、しかも今回は色んなコンパスキャラが出てきて嬉しいですヾ(●´∇`●)ノ更新無理せず頑張って下さい!!!応援してます(`・ω・´)ゞ (2019年1月16日 14時) (レス) id: f2fb5d5d4d (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - ソーンきゅんさん» コメントありがとうございます…!更新頑張らさせて頂きますので読み続けて頂けると幸いです! (2019年1月10日 14時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブリ | 作成日時:2019年1月4日 17時

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