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翌日目が覚めるとvoidollさんの顔が視界いっぱいに映った。
あまりに驚いた私は体を勢いよく起こしてしまい目の前にいたvoidollさんに頭突きをお見舞してしたった。
｢カピッ｣
｢いっ…たぁ…あっ！ごめんなさい！｣
｢モンダイアリマセン｣
voidollさんは驚いただけで特に痛みは無いのか相も変わらず宙にフワフワと浮いていた。
｢デハバトルアリーナヘムカイマショウ。アダムサントアタリサンガマッテイマス｣
｢え？もうですか！？｣
時計を見るともう九時を過ぎようとしていた。
完璧に寝過ぎた…
私はvoidollさんにすみませんと一言謝罪をいれ後を追った。
｢遅い｣
｢A寝坊かー？｣
｢す、すみません…｣
アタリさんは変わらずゲームをしていたようでそんなに気にしていなさそうだったが氷柱さんは腕を組み壁にもたれ掛かりながら半目でこちらを見ていた。
｢Aサンハハジメテナノデマズカードヲカンガエマショウ｣
｢あ、はい…えーとガードと回復は必須ですよね｣
｢Aサンハエンキョリトシュウイガハヤイノデソレヲメインニクンデイクノガサイゼンカト｣
voidollさんが言った通り遠距離カードと周囲カードを選択した。
といってもカードを使う勝負は初めてなので緊張してるかと問われれば私は勿論と応えるだろう。
だが私が緊張している暇はないほど時間は押していたのかカードを決めると直ぐにバトルアリーナへと連れていかれた。
私の初戦は負けで終わってしまった。
なかなかいい試合ができたので悔いはないが悔しいと言えば悔しい。
｢ごめんなさい…最後もう少し耐えれば勝てていたのに｣
｢いやあそこは俺が耐えるべきだったのにごめん！｣
｢そんな事！｣
アタリさんと謝りあっていると後ろから突然頭をポンポンと優しく叩かれた。
｢初戦にしてはなかなかだった｣
氷柱さんに頭を撫でられているこの現状に頭がついて行かず呆けていると後ろからぐいっと誰かに引き寄せられた。
｢僕ちゃんからは熱ーいハグをやるよ｣
｢13さん！｣
後ろから突然引き寄せられたと思い振り返ると対戦相手だった13さんがニヤニヤとした表情で私を見下ろしていた。
｢13殿…？それは何の真似で？｣
｢ご褒美のハグだろ〜そんなマジになんなって。何ならアダムにもハグしてやんぞー？｣
｢……御遠慮しておきます｣
氷柱さんの苦虫を噛み潰したような表情が少しツボに入ってしまい13さん腕の中で声を堪えて笑っていると13さんの腕の力が少し強まった。
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ブリ(プロフ) - 葉流@マルコス愛さん» ありがとうございます！アダムいいですよね…！しかもシーズン来ますしお互い頑張りましょうね！！ (2019年1月27日 15時) (
レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
葉流@マルコス愛(プロフ) - はぅ……だむぅ……よき( (2019年1月23日 20時) (レス) id: e55367f9ec (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - 扇ちゃんさん» 温かいお言葉ありがとうございます！今作も見て頂けてとても嬉しいです...！扇ちゃんさんのご期待に添えるような小説が書けるかは分かりませんが精一杯頑張らさせて頂きますので見て頂けると幸いです！ (2019年1月16日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
扇ちゃん - ブリさんの新作楽しみに待ってました…！またアダム落ちで、しかも今回は色んなコンパスキャラが出てきて嬉しいですヾ(●´∇｀●)ﾉ更新無理せず頑張って下さい！！！応援してます(｀･ω･´)ゞ (2019年1月16日 14時) (レス) id: f2fb5d5d4d (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - ソーンきゅんさん» コメントありがとうございます…！更新頑張らさせて頂きますので読み続けて頂けると幸いです！ (2019年1月10日 14時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブリ | 作成日時：2019年1月4日 17時
