Life is hard２ (ページ40)

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突然、それまで笑顔だった彼女の顔から笑みが消える

「·····オッパたちに気安く近づかないでって言ってんの」

『そんなこと言われましても·····私、スタイリストなんで』

「じゃあ、辞職してください」

『それは無理なお願いですね』

「あなたの仕事仲間がどうなってもいいんですか？」

彼女がニヤリと笑う

『何のことですか』

「名前は確か·····カン・ソナだったっけ？」

『·····ソナさんに何をしたんですか』

「バンタンのスタイリストを辞めるって約束してくれたら居場所を教えますよ」

『·····分かりました。約束します』

「ふふっ、こんな簡単に辞めてくれるなんて」

『ソナさんの居場所を教えてください』

「ふふ、随分と必死ですね？」

『早く教えてくれませんか？こっちも暇じゃないんです』

私が少しイラつきながら言うと、ソン・サランは、ﾌﾝｯと鼻で笑って答えた

「非常階段。立ち入り禁止の非常階段ですよ」