#78 ページ28
「わー!!海だー!!」
「ヒョン、一応これ仕事ですからね」
「ヤー、ナムジュナ!仕事だからこそ楽しまないと!!」
「ジミナ!見て見てー!変な貝殻拾ったー!」
「うわぁ!!なんか虫出てきたよ!!それ持ったままこっち来ないでぇ!!」
「ヌナがいればもっと楽しかったのに·····。ユンギヒョン、まだですか?早く行きますよ!!」
「·····帰りてぇ」
何故だ·····
何故、よりにもよって同じ海なのか
しかも、こっちはただの遊びであっちは仕事だ
『これは気まずすぎる·····』
私は咄嗟に、チャニョリオッパのデカい図体の後ろに隠れる
「ぅえ!?どうしたの!?A!!」
バカでかい声で私の名前を叫ぶチャニョリオッパ
それは辺りに響き渡るほどの声量で
「ヌナ!?」
「え!?A!?」
「え?どこどこ!?」
「あれ、何でバンタンがいるの?!」
『最悪だ·····』
チャニョリオッパの後ろに隠れた私が馬鹿だった
「いたっ!!え、何で!?」
とりあえずチャニョリオッパの鳩尾を殴っておいた
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作者名:ローウェイ | 作成日時:2022年8月28日 1時